集客コンサルタントとは、企業や個人事業主が顧客を獲得するための戦略を提供する専門家です。
特に最近は、インターネットを使ったWeb集客やSNS運用など、デジタルマーケティングの領域で活躍しています。
弊社セルバでも、集客までサポートするWEBサイトの開発を行ったり、人材業界向けに求職者の集客代行を行ったりしています。
しかし、近年「集客コンサルタントは怪しい」と感じる声も多く聞かれるようになりました。
この記事では、集客コンサルタントの役割や、信頼できるコンサルタントの見分け方について詳しく解説します。
なぜ怪しいと感じるのか?
このように、”コンサル”と聞くだけで怪しいと感じる人もいるようです。
特にどのあたりが怪しく感じるのかを見ていきましょう。
具体性のなさ
「コンサルタント」は資格が必要な職業ではないため、近年ではフリーで活躍するコンサルタントも増えています。
それが理由で独学で知識が浅い人や、そもそも実績のないコンサルタントも増えてしまっているのが現状です。
その強いイメージが世の中にあると、「集客コンサルタントは怪しい」と感じてしまう人も増えてしまうようです。
洗脳のような謳い文句
また、このように「本当にそんなことあり得る?」というような謳い文句が蔓延しているのも、コンサルティングの怪しさを助長させています。
”魅力的に感じる謳い文句”には特に注意が必要です。
集客コンサルタントの主な仕事内容
では、集客コンサルタントの仕事内容について詳しく見ていきましょう。
集客についてのディレクション・アドバイス
集客コンサルタントは、企業が販促における新規顧客や、人材会社における求職者を獲得するために、活動の方向性をアドバイスしたり、実際にディレクションで舵取りを行うことです。
これには、広告の運用や、SEO対策、メールマーケティングなどが含まれます。
広告運用やSEO対策などは、業務自体を代行することもあります。
SNS運用代行
近年多く見られ、注目を集める集客コンサルタントの主要な役割の一つが「SNS運用代行」です。
企業のSNS(XやInstagram、LINE、TikTokなど)のアカウントを運用し、適切なタイミングで投稿を行い、フォロワーのエンゲージメント(投稿に対する反応)を高めることが求められます。
SNSコンテンツによってエンゲージメント率を上げる方法が異なっており、それぞれに合った手法を用いて運用代行を行っています。
集客コンサルタントを利用するには
では、実際に利用してみる場合の、利用料金の相場やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
利用料金の相場
成果報酬型
固定報酬型 ー プロジェクト報酬型
∟ 定額報酬型
集客コンサルタントの料金体系には、成果報酬型と固定報酬型の2種類があります。
また、固定報酬型の中には「プロジェクト報酬型」と「定額報酬型」があります。
成果報酬型は、成果に応じて報酬が支払われる方式であり、基本報酬+成果報酬という形で契約するのが一般的です。
一方、固定報酬型は月額固定の料金が発生する形式であり、成果が出なくてもコストがかかります。
中でも「プロジェクト報酬型」は、関与時間×単価で算出し、コンサルティング会社によって単価のレートが決まっていることが多いです。
また、「定額報酬型」とは決まった時間に一定の回数の社内ミーティングなどに参加してもらい、顧問のような形で課題解決の糸口を見つけてもらう方法で、参加回数やコンサルタントの時間単価によって費用が算出されます。
また費用相場は、ざっくりですが以下の通りです。
Web集客コンサルティング:3万円~60万円/月
SNS運用代行:10万円~50万円/月
参考:https://gicp.co.jp/manegementnote/attracting-customers-web-cost/
https://www.lancers.jp/c/sns/sns-cost/13136/
このように、コンサルティングをお任せする人が企業に所属するコンサルタントなのか、フリーで活躍するコンサルタントなのかによっても相場が変わってきます。
人件費と考えると決して高くはないのですが、毎月の費用だと考えると決して安くはない費用が必要だということが分かります。
利用するメリット
集客コンサルタントを利用するメリットは、下記の3つです。
- 客観的な意見を受け取れる
- 他の業務に集中できる
- 成果を出しやすい
客観的な意見を受け取れる
社内にいると、どうしても当事者目線が多くなってしまい、客観的な視点が不足しやすくなります。
そこで、客観的な視点を物理的に導入することで、新しいアイデアが生まれたり、考えもつかなかった視点でのアドバイスをもらえることがあります。
他の業務に集中できる
担当部署の人数が少ない場合、集客に割くための人材が不足しがちです。その場合、専門家が側にいることで、他の重要な業務に集中して取り組むことができるので、業務の効率化が図れます。
成果を出しやすい
担当部署であっても、集客に関して専門的な知識を持っている人は少ないのが現状です。しかし、専門家に頼むことで、生きた知識による集客活動ができるので、効率よく成果を出すことが可能になります。
利用するデメリット
集客コンサルタントを利用するデメリットは、下記の2つです。
- コンサルタント担当者によって実力に差がある
- 利用を終了すると集客率が低下する恐れがある
コンサルタント担当者によって実力に差がある
集客コンサルタントに関する国家資格は存在せず、民間資格が多いため、必ずしも資格を保有していなくても活動できる職種です。
そのため、どの担当者に当たるかによってクオリティが大きく変わってしまうため、成果に結びつかない可能性があるということです。コンサルティング担当者選びが非常に重要ですね。
利用を終了すると集客率が低下する恐れがある
コンサルティングサービスを利用すると、どうしてもそのサービスに頼りきりになってしまい、ノウハウが身に付きません。
そうなると、サービスの利用を終了した場合、また集客に困ってしまうといったことが起こってしまいます。
サービス利用時は、ノウハウや考え方をしっかりと習得できるようにすることが大切です。
ちなみに、弊社では「求職者集客サービス」としてさまざまな支援を行っています。
販売促進に関する集客コンサルティングサービスは世の中に多く存在しますが、求職者を集めることに対する求職者集客のコンサルティングは少数派です。
求人サイト構築に10年以上のノウハウがある弊社サービスで、より多くの求職者を集める手助けができます。お気軽にご相談ください。
信頼できる集客コンサルタントの見分け方
では実際に、コンサルタントサービスを利用する際に気を付けたいことを確認していきます。
実績や評判を確認
信頼できる集客コンサルタントは、過去の実績を公開しています。
具体的な成功事例やクライアントの声を確認することで、そのコンサルタントがどの程度の信頼性を持っているかを判断することができます。
実績があっても、クライアントの意向によりWEBサイト等では公開できないこともあります。
その場合は問い合わせてみると、過去の実績を教えてくれることがほとんどです。
また、インターネット上のレビューや口コミ、SNSでの評判も参考になります。
多くのクライアントが満足しているかどうかを確認することで、信頼性を判断する材料とすることができます。
透明な料金体系
料金体系が明確であることも重要なポイントです。
契約前に料金体系をしっかりと確認し、不明点があれば質問することをお勧めします。
まとめ
集客コンサルタントが怪しいと噂されている実態について見ていきました。
販売促進集客や求職者集客は、企業が発展するためにとても重要な戦略です。
しっかりと軸のある戦略にすることで、求めている集客が叶う可能性が高まるので、自社だけで悩むのではなく、時には専門家の力を借りることもおすすめします。
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