1000万円でできるビジネスって?経営支援をしている企業が解説
1000万円、夢のある金額ですね。この1000万円を使って、何がしたいですか?
起業? それとも企業買収?
すでに起業されている方は、節税するのにどう使おうかと頭を悩ませている方もいるかもしれません。
本記事では、1000万円の使い方を4つのビジネスアイデアで徹底分析。目的別にお金を利用して、有効活用できる方法を紹介します。
ビジネスアイデア①自分のアイデアで起業する
一番夢があるなあと感じるのは「アイデアを使って起業する」こと。
自分のやりたいことを仕事にできたら、そしてそれで稼ぐことができたら、何とも幸せなことですよね。
1000万円をつかって起業しようと思うと、どんなことができるのでしょうか?
1000万円で参入できるビジネスって?
起業するには資金が必要になりますが、その資金ってどのくらいかかるのかご存知でしょうか?
1000万円が手元にある、または起業に向けて1000万円頑張って貯めている方が、これから参入できるビジネスを3つ例に挙げて解説していきます。
人材紹介業
現在、人手不足があちこちで言われている世の中。
人材業界は景気によって左右されやすい業界ではありますが、今後も需要が続くことは十分に考えられる市場です。
弊社セルバでも人材事業を行っています。
そんな人材業界の中でも、人材紹介業は1000万円で参入できるビジネスの一つです。
必要な初期投資は、以下の通りです。
- 人材紹介業の免許取得
- オフィス賃料
- 免許申請費用
- 法人登記手続き費用
- 雑費(パソコンや机、電話など)
- Webサイト構築費
- 広告費
こちらにある「人材紹介業の免許取得」というのは、国に申請するものです。
人材紹介業は国の許認可事業のため、国の認可が下りなければ事業をスタートすることができません。
その認可条件の一つとして、「資産要件」というものがあります。その資産要件についてまとめているサイトがあったので以下の引用をご覧ください。
POINT
1.資本金として資産500万円を確保する。
2.資本金のうち150万円は預金または現金で用意する。
3.負債を差し引いても資産500万円となるよう資産を確保する。
引用元:Porters
このように、国の許認可事業ということで、すぐに倒産や経営困難な状況にならないかどうかの判別材料としても「資産要件」をクリアする必要があるという風に考えられますね。
資産要件があることでハードルが高そうに見えますが、現金1000万円があれば開業は問題なくできそうですね。
小~中規模飲食店
飲食店を経営しようと思うと、物件選びも重要で、経営する場所によって初期投資や運営費にもかなり差が出てきます。
余裕をもって経営するには自己資金に加えて融資を受ける必要がありますが、ここではまず、初期投資について見ていきます。
- 物件取得費(家賃の12ヵ月分が相場)
- 内装工事費
- 厨房機器費
- 空調設備費
- 備品(食器や調理器具など)
- 広告費
- 求人広告費
一人で開業・運営していくのであれば、1000万円も開業費がかかることは少ないですが、複数人で運営したり、都会などの人が多くいる場所に出店したり、お店の広さを10坪以上で考えているのであれば、軽く1000万円は必要です。
介護事業
「介護事業」と一口に言っても、事業内容はさまざまです。
- 通所介護(デイサービス)
- 通所リハビリテーション(デイケア)
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
- 介護老人保健施設
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
- 居宅介護支援事務所
- 訪問介護事務所(ホームヘルプ)
事業形態によって初期投資にかかる費用は大きく違ってきますが、訪問介護事務所(ホームヘルプ)だと初期投資が500万円~1000万円で開業が可能です。
必要な初期投資は、以下の通りです。
- 物件取得費
- 駐車場代
- 法人設立費
- 備品(パソコンや机、車など)
- 求人広告費
- 人件費
訪問介護事務所は、「訪問介護員(ホームヘルパー)」のほかに、「サービス提供責任者」と「管理者」という有資格者が3人必要です。
また、人員基準の中のひとつに”訪問介護員を常勤換算で2.5人以上配置すること”が定められています。そのため、一人での開業ができず、必ず人件費が発生します。
また、開業前に、開業する都道府県にて「指定申請」というものを行い、事業の許認可をもらう必要もあるので、注意しましょう。
起業アイデアはどうやって生み出す?
起業したい!と考えている方の中には
アイデアがそんなにポンポン出てこないよ・・・
と悩まれる方もいらっしゃると思います。
アイデアはいったいどこから生まれるのか?
どんなことに気を付けていればアイデアが生まれやすいのか?
そう考えている方はぜひこちらをご覧ください!
ビジネスアイデア②フランチャイズで起業する
フランチャイズビジネスは、参入したい業界の未経験者でも始めやすいビジネスモデルです。
既存のブランドを利用し、自らサービスを生み出す必要がないため、マニュアル化された仕事内容を行っていくだけで、事業として成り立ちます。
1000万円で参入できるフランチャイズ事業
では、1000万円で参入できるフランチャイズ事業を見てみましょう。
- 福祉事業(グループホーム、デイサービスなど)
- 個別指導学習塾
- 幼児教室
- 人材紹介業
- 保険代理店
- 飲食業 など
参考:フランチャイズの窓口
このように、未経験でもさまざまな業種で起業することができそうですね。
フランチャイズ本部となる企業によって価格は様々ですが、フランチャイズだと、ノウハウをしっかり学べてビジネスに活かせるので、未経験でも始めやすく安心して経営を行える可能性が高いと言えるでしょう。
関連リンク:手軽に医療保険やがん保険、死亡保険を資料請求|オリックス生命
経験のない若者でも始めやすい!
起業したいと考える人の中には「20代のうちから起業してみたい!」と考える、前向きな方が多くいらっしゃいます。
20代で起業を考えている方は体力も意欲もあり、行動力があることが多いですが、その一方で経験が少ないことを心配される方も多いです。
しかし、フランチャイズビジネスであれば、経験がない方でも始めやすいので、若くして起業したい方にこそ向いているビジネスと言えるでしょう。
ビジネスアイデア③会社事業を分社化して節税する
節税のために新しい会社を起業するのはどうかな?
と考える方もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひこちらの記事の「複数の会社を設立して節税対策に?」をご覧ください▼
ビジネスアイデア④企業買収(M&A)を行う
新しくビジネスを思いつくよりも、今ある事業をサポートする形で経営してみたい
と考える方は、企業買収という選択肢もあることをご存知ですか?
個人でもできるM&Aについて、以下の記事内「500万円でできる企業買収、個人M&A」でも紹介していますので、参考にご覧ください▼
ちなみに、1000万円以内で買収できる企業の例は以下の通りです。
- エネルギー関連事業
- Webメディア事業
- 訪問介護・居宅支援事業
- 小規模飲食店
- 旅館業 など
参考:BATONZ
どんなビジネスも、利益を出すための戦略が必要!
どんなビジネスを行ったとしても”絶対に成功する”という経営方針などはありません。
いかに市場を理解し、顧客目線に立ち、事業を展開させるかが大きなカギとなります。
そのために、マーケティングをしっかりと行い、活用できる集客方法を適切に行っていくことが必要になってきます。
ビジネスの中身はとても大事ですが、どのようにアプローチするかこそが、儲かるための大きなヒントではないかと考えられます。
その集客において、必ずと言ってもいいほど必要なものが”Webサイト”。
近年は自分で作成する人もいますが、その事業の規模や顧客対象によっては、自分で作るWebサイトでは運営に不便を感じる場合もあります。
まずはどのような顧客を対象とするのか、ペルソナとして具体的に顧客像をはっきりと決め、そこに合わせた戦略を考えていきましょう。
セルバでは、サイト構築だけでなく、成功するためのプロセスをしっかりと一緒に考えたうえでWeb制作を行うことが可能です。
弊社にお任せいただいた企業様の中には、年間売上2億円以上にまで事業を成長させた企業様もいらっしゃいます。
まずはお気軽にご相談ください!
まとめ
1000万円でできるビジネスについて、大きく分けて4つの方法で詳しく解説していきました。
どの方法にもメリット・デメリットは存在しますが、1000万円を有効に活用して、起業や事業展開することで”世の中に新しい風を吹かせる”といった社会貢献をしながら、より稼げると、とても夢がありますよね。
稼げるようになるためには、既存のサービスと差別化できるような、さまざまなアイデアが必要です。
セルバでは、経営者が一人で考え込むことなく「レベニューシェア」という形で一緒に経営について考え、具体的な支援ができたらと思っています。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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