【座談会】長期インターンってどんな感じ?就活を終えたインターン生3人に話し合ってもらった

今回はセルバで長期インターンをしている3人のメンバーで働き方や学校との両立、就活事情について座談会で話し合ってみました!
セルバに限らず長期インターンをしようか迷っている大学生の方の疑問や不安を解消できたら幸いです。
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座談会メンバー
佐藤(仮名)
・学年:大学4年生(25卒)
・出身学部:文学部
・所属部署:マーケティング部(2023年4月〜)
・長期インターンを始めた理由:マーケティングのスキルを実務で磨くため
・担当業務:自社サイトの記事作成、Wantedlyのストーリー作成
・趣味:語学学習。今は英語とドイツ語を勉強しています!
・内定先:消費財メーカー
阿部(仮名)
・学年:大学4年生(25卒)
・出身学部:社会学部
・所属部署:マーケティング部(2023年7月〜)
・長期インターンを始めた理由:営業以外にも将来の職種の選択肢を広げるため
・担当業務:自社サイトの記事作成
・趣味:音楽ライブ・ロックフェスに行くこと。月1の楽しみにしています!
・内定先:広告代理店
柿本さん(セルバ内定者インターン)
・学年:大学4年生(25卒)
・出身学部:外国語学部
・所属部署:ITソリューション部そだちえチーム
・担当業務:「そだちえ」の保守/開発
・趣味:料理、競馬、カメラ
・内定先:セルバ
リアルなインターン生活
佐藤:皆さんインターンを始めたきっかけは何でしたか?
阿部:もちろん、Webマーケティングやライティングに興味があったのが大きいんですが……実はもう1つ理由があって。
正直なところ、文系の新卒って営業職に配属されることが多いじゃないですか。でも、自分には営業が向いていないかもって思っていて笑
それで、就活のときに少しでも選択肢を広げられるようにと思って、マーケティングのインターンを探し始めました!
佐藤:私も正直営業は嫌ですね笑
それに営業は売上を上げることが一番の目的なので、商品そのものにじっくりと向き合えないのが歯がゆいだろうなと感じていました。私はバイトでSNSアカウントの運用を経験し、もっとWebマーケティングを学びたいと思いセルバに応募しました!
柿本さんは現在セルバのエンジニアの内定者インターンで勤務していますが、なぜセルバを志望したんですか?
柿本:実はもともと全く違う業界を志望していたんですけど、そこがダメで路頭に迷っていたところ、父に勧められたのがセルバのエンジニアの求人でした。
阿部:じゃあもともとエンジニア志望ではなかったんですね!
柿本:そうなんです。社会人として大先輩の父親の意見だし、手に職をつけられて将来的に柔軟に働けそうで良いなと思い、選考を受けてみたのがきっかけでした。
大学との両立はできる!※ただし例外あり
佐藤:皆さんインターンと大学の両立ってできていますか?
私はインターンを始めたのが大学3年生の4月で授業が週1回しかなかったので全然問題なかったんですが、卒論の執筆で去年(2024年)の10〜12月はちょっと忙しかったです。それ以外の期間は割と時間に余裕がありましたね。
阿部:私もそんな感じですね。3年生や4年生の前期は大学の授業が夕方からのものが多かったので、朝から昼すぎまでセルバで働いて、そのあと大学に行っていました。個人的には学業より就活が大変でした。
佐藤:たしかに就活のときは毎日予定が入っていて大変でしたね!
本選考の面接が増えだす年明けの1〜3月はちょうどマーケティング部がオフィス移転の関係で全員リモートワークになっていた時期だったのですが、中抜け制度を使って業務の合間に面接を受けたりしてました。
阿部:オフィス出社の時期もリモート勤務をさせてもらって説明会や面接を受けていました!事前に申請すれば柔軟に対応していただいたので、とても助かりましたね。
※リモート勤務の可否は在籍期間や本人のパフォーマンスで決まります。

お気に入りのネイルだと、仕事のモチベーションも上がります!(阿部)
佐藤:私は卒論を執筆している時期に、教授との日程調整や図書館の開館時間の関係でどうしてもセルバをお休みしないといけないときがあったのですが、それも快く受け入れてもらいました。
大学の研究や就活など、学生が疎かにしてはいけないことを会社が理解してくれているので、問題なく両立できたんだと思います!
阿部:ただ、授業数が多い大学1年、2年のときにインターンをするのは大変だったかなと思いますね。私と佐藤さんは大学が会社から遠いので、同じ日に大学とインターンの予定が詰まって入ると大変じゃないですか。
佐藤:たしかに…たまに長期インターンの求人で“大学1・2年生歓迎!”って書いてるのに週4日勤務必須とかいう会社あるじゃないですか。「どうやって両立するの!?」って不思議に思ってました笑 会社が大学と近いとできるのかもしれませんが。
阿部:ですよね!柿本さんはどうですか?
柿本:インターン自体は全然問題なく大学と両立できましたよ!ただプログラミング課題が大変でしたね…
佐藤:エンジニア職の選考で2次面接通過後に課される課題でしたっけ?大変そうだなと思ってました。
柿本:楽勝とか嘘でも言えないくらい大変でした笑
とにかく量が多いんです。しかも内容も初心者にはレベルが高いし。課題期間は3ヶ月間与えられるんですけど、その期間はアルバイトもせず朝から晩までほぼ毎日課題に取り組んでいました。
プログラミング課題についてはこちらをチェック!

阿部:すごい…噂にはこの課題で離脱する人結構多いらしいですね。
柿本:そうなんです。未経験の通過率が3割っていうことを後から知って驚きました。ただ課題期間中はセルバのエンジニア社員がメンターとしてつき、分からなことがあればいつでも質問して良いので、なんとかやり遂げることができました。
あと当時は内定を1つも持っていなかったので、それも大きな原動力になりましたね笑

インターンは自分でシフトを調整できるので、プライベートと両立して働けています(柿本)
佐藤:本当にお疲れ様でした!そういえば、セルバの新卒エンジニアは内定後、内定者インターンとして勤務することになっていますよね。学生のうちからインターンとして勤務することが条件って正直嫌ではなかったですか?
柿本:むしろ良かったです!社会人になる前って会社に上手く馴染めるか不安になると思うんですが、内定者インターンで会社の雰囲気を知れたので、入社への不安がかなり解消されました。それにお金をもらいながら勉強ができる環境ってすごく恵まれているなぁと感じています。
お盆、年末年始休みが最高
柿本:勤務に関してだと、週16時間以上勤務していれば自由にシフトが組めるのも嬉しいですね!
普通のバイトだったら他のバイトの子とのシフトの兼ね合いで必ずしも希望通りの時間働けるわけではないじゃないですか。あと、お盆や年末年始に出勤をお願いされたり。
でもセルバは基本提出した希望のシフトがそのまま通るので、そういうところがストレスフリーになりました!
佐藤:それめっちゃ分かります!昔巫女さんのバイトをしてたんですけど、お正月は絶対に出勤しないといけなかったので、今年は寝正月ができて最高でした。元旦は家族と奈良まで出かけたり、親戚との時間を優先したりできました!

阿部:バイトと違って自分の裁量で働く日と時間を決められるのでスケジュール管理が格段にしやすくなりましたね。ただ会社によっては「大学やプライベートよりインターンを優先してくれる学生を採用したい!」と思っているところもあるので要注意ですね。
私はセルバの他にもう一社マーケティングのインターンの選考を受けたことがあるのですが、面接官に「学校辞めてまで没頭できる学生をとりたいんや」と言われて驚いたことがあります笑

佐藤:それは…なんというか熱量がすごいですね…笑
長期インターンを雇っている会社も色んなタイプがあるので、自分と合った会社かどうか見極めるのが大切ですね。
身についたスキルについて
環境は整っていない。けどそれが逆に良かった
阿部:バイトとの違いという観点からだと、セルバのインターンは色んな意味でマニュアル化されていないですよね。もちろん最低限の仕事の説明はありますし、質問したら社員さんは快く答えてくださいますが。
佐藤:自社メディアのキャリアクラフトでインタビュー企画が決定したときも、概要は決まっていたものの、社外インタビューの具体的な流れや使う機材等のノウハウがセルバになかったので、一から勉強しましたよね。

阿部:インタビュー依頼メールの書き方、質問リストの作成方法、インタビューの進行方法とかですよね…!
佐藤:阿部さんが各種雛形を作成してくださったおかげで大変助かりました!ありがとうございます!
セルバで働いていて受け身でいることってほぼ不可能ですよね。初めての業務のときも手取り足取り教えてくれるわけじゃなく、自分で調べたり、先輩社員に聞いたりしないといけないので、強制的に主体的に動くようになりました笑
柿本:でも自分で試行錯誤するほうがちゃんとスキルが身につく気がします!
あと先輩社員に質問するときも、どこまで自分が理解していて、分からないところはどこからなのか、それから「〜〜だと思うのですが、どうですか?」と自分なりの仮説を話してから質問するようになりましたね。ただ「分かりません」というより、疑問点が明確になるし、社員の方も答えやすくなるかなと思って。
阿部:それ大事ですね!
佐藤:確かに言われてみれば入社当時より報連相を徹底するようになりました!社内ツールで他の社員のタスク状況が見れるんですけど、仕事ができる人ほど逐一タスクの進捗状況を上司に報告しているなと思って、自分も真似するようになりました!
阿部:タスク管理ってバイトとの大きな違いじゃないでしょうか。バイトはその場で与えられた仕事に取り組むことが多いじゃないですか。例えば飲食店だったらオーダーを取ったり、塾だったらその場で担当になった生徒を教えたり。
でもインターンは期限が決められていて、かつ時間のかかるタスクが多いので計画を立てて取り組む必要があるなと感じました。あとインタビュー業務などは、バイトのように他の人に代わってもらえる仕事ではないので、より一層責任感を持って取り組んでいましたね。

残業文化がないので、定時後の時間を有意義に使えるのが嬉しいです!(阿部)
社会人2年目くらいまでは成長できたかも
佐藤:すでにお二人が私の伝えたいことを全て言ってくださったので、もう私は言うことはないですね笑
技術的な成長だと、前よりだいぶパソコン操作が上達しましたね。タイピングも早くなったし、Googleのアプリケーションはかなり使いこなせるようになりました。
そういえば昔、求人サイトのキャプチャ画像を50枚くらい社長の中山さんに送らないといけないことがあったんですけど、当時圧縮の存在をよく分かっていなくて、通常サイズのまま50枚の画像を送りそうになったことがありました。中山さんに「圧縮してまとめてください」と冷静にご指摘いただき、とても恥ずかしかったです笑
阿部:でも普段の大学生活で50枚も画像を送る機会はほぼないですからね!笑
佐藤:インターンでは、そういう細かな部分も含めて仕事の進め方や先輩社員との接し方、ビジネスメールにおけるマナーなど基礎的なビジネススキルを身につけられたので、社会人2年目くらいまでは成長できたかもって勝手に思っています。
特にビジネスメールは形式や言葉遣いなどをネットで調べなくても書けるようになりました。

読みたかった本がたくさん買えたので嬉しいです。(佐藤)
阿部:社外インタビューの企画ではたくさんの企業とやり取りしましたね。社内以上に社外とのやり取りは緊張感がありました。
佐藤:それすごく分かります!メールがいい加減な人だと、その人だけでなく会社全体のイメージも悪くなってしまうので、社外へメールを送るときはセルバの看板を自分が背負っているんだという自覚を持つようになりました。インタビューをさせていただいた企業さんでも、メールが丁寧だったところは印象に残っていますしね。
キャリア・未来について
就活で中途採用レベルの面接ができた
佐藤:私と阿部さんはセルバのインターンが就活期間と被っていますが、インターンの経験は就活に活きましたか?
阿部:たくさん活きましたね!例えばWebメディアを運営している会社の面接で、インターンでの業務経験を話すと、「中途採用の面接をしているみたいだ」と評価していただき、即戦力として見てくださいました。
また普段の記事作成の業務で論理的に物事を整理して相手に伝える力を鍛えられたので、その力をグループディスカッションで発揮できました。
佐藤:中途採用みたいって言われるってすごいですね!
でも確かに就活時点ですでに1年間の実務経験があることってかなり有利でした。就活って何をしたかじゃなくて、そこから何を学んだかをアピールするのが大事じゃないですか。なので長期インターンはそこまで有利にならないって言われたりするんですけど、全然そんなことなかったです。
インターンをしていたら、社会人と同じように実務レベルで学んだことを詳細に話せるし、ビジネスの目線から反省点や改善点を述べられるので、やっぱり長期インターンは就活に有利でした。
阿部:4月から働く広告代理店の面接でも、インターンの業務で取り組んだデータ分析の話をしたらとても高く評価していただきました!自分の経験を解像度高く話せたのが大きかったと思います。
佐藤:ですよね。また職種への本気度が面接官に伝わったのが良かったです。私は職種別採用でマーケティング職の内定をいただいたんですけど、面接のときにマーケのインターンをしていたことやWeb解析士の資格を取得していたことを話すと面接官の反応が良かったです。
マーケティングに興味があるってだけじゃなくて、実際に行動に移しているのが評価されたのかなって思います。
理想の社会人像が明確に
阿部:インターンを通して、自分のキャリアへの考え方は変わりましたか?
柿本:私はもともとIT業界を目指していたわけではなかったので、エンジニアとしてすごいキャリアを描いていたわけではないんですけど、将来的にもこの業界で働いていきたいなと思うようになりました。他のエンジニアの社員さんを見て、手に職をつけられるのが良いなと感じています。
まずは基礎をしっかり固めて、数年後は後輩エンジニアが困っていたら助けられるエンジニアになっていたいです!
阿部:私も間近で社会人の働き方を実際に見れた経験は刺激的でした!オフィスにはマーケター以外に、エンジニアが多く働いていたり、すぐ近くで営業や採用面接の声が聞こえたりします。学生のうちに色んな職種の働き方を間近で見ることができました。
また、キャリアクラフトの運営を通して、色んなキャリアパスについて考えさせられたなと感じています。自由にユニークなキャリアを開いている人の話を聞いて、自分の将来についても広い視点で考えられるようになりましたね。
佐藤:私はインターンをしてから社会人が身近な存在になりました。
こういう表現が正しいのか分からないですが、良い意味で社会人への幻想がなくなったというか。
前は社会人ってだけでみんな仕事をそつなくこなしているイメージがなんとなくあったんです。
けど、当たり前ですけど社会人になったら急に仕事ができるようになるわけはなくて、マーケ部のマネージャーの結城さんやエンジニアの社員さんなど、常に業界の最新情報にアンテナを張って、自分のスキルや知識が古くならないよう毎日勉強されています。
社会人だからといって完璧ではなくて、日々の地道な努力が大事なんだと分かったので、良い意味で社会人の生活をリアルに想像できるようになり、理想の社会人像が明確になりました。
インターンは技術的な面以外でも、学びがたくさんあったので本当に貴重な経験でした!もしもう一度大学3年生に戻っても絶対に長期インターンをすると思います。興味がある方はぜひ挑戦してほしいですね!
おわりに

いかがだったでしょうか。
インターン生同士でじっくりと話す機会は今までなかったのでとても新鮮でした。
長期インターンって興味はあってもハードルが高く感じて、応募に勇気がいることがほとんどなのではないでしょうか?
巷では長期インターンの通過率が5%未満という噂があり、起業に興味があるような意識の高い学生や優秀な学生しか受からないようなイメージがありますよね。
ですが、もちろんそんな学生だけではありません。
「社会人になる前にビジネススキルを磨きたい」
「特定の職種のスキルを身につけたい」
インターンをする目的は人それぞれです。勇気を出して一歩踏み出すと、きっと今より学生生活が充実するはずです!
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
セルバは長期インターン生を積極採用中!
現在セルバで働いているマーケティング部のインターン生は、2月末に2人ともセルバを卒業します。マーケ部の長期インターンは基本的に“欠員募集”なので、もし興味があるなら今がチャンスです!
▼マーケ部インターンの働き方とやりがい、面接についてはこちら!

また、3月から26卒のエンジニア新卒採用も本格的にスタートします。今回座談会に参加いただいた柿本さんには、別の記事でセルバの新卒エンジニア採用や現在のインターンについて詳しくお話していただきました!未経験から新卒でエンジニアを目指している学生さんは必見です。
