メルカリアッテのサービス終了理由は事件!?マッチングビジネスに潜む闇
メルカリアッテは、お馴染みのフリマアプリ『メルカリ』の姉妹アプリとして、2016年3月から2018年5月まで提供されていた地域コミュニティアプリです。
同じ地域のユーザーと情報交換したり、不要品の売買や仲間の募集、イベント情報などに活用されていました。
なぜメルカリアッテはサービス終了を決断したのか、その背後には何があったのか。
本記事では、メルカリアッテのサービス終了の理由について探求し、マッチングビジネスを悪用した闇に迫ります。
メルカリアッテとは?
メルカリアッテは、メルカリのグループ会社である株式会社ソウゾウが運営していた「実際に会って取引をするコミュニティアプリ」です。
ユーザーは地域を選択し、近所の人と直接会って取引することができました。
メルカリと違う点としては、販売手数料がかからない、商品の売買でも梱包の手間がかからないため、多くのユーザーがメルカリと併用して利用していました。
また、商品の売買だけでなく、不用品を無料で譲ったり、習い事や求人、カットモデルの募集のような取引も可能でした。
メルカリアッテのサービス終了の理由
メルカリアッテは、サービス開始からわずか2年で終了しました。
サービス終了の詳しい理由は公表されていませんが、直接会って物やサービスの売買をするという性質上、ネットで完結する取引より危ない目に遇う可能性が高くなりやすいのは確かです。
利用者の間で何らかのトラブルがあり、同様のトラブル発生を防いでユーザーを守るために、サービス終了に踏み切った可能性はあるかもしれません。
メルカリアッテで実際にあった!マッチングビジネスに潜む闇
メルカリアッテで実際にあったトラブルや、実際に出品されていた危険な事例を紹介します。
会ってから犯罪に巻き込まれたり、詐欺的な商品・サービスが出品されていたこともあるようです。
しかし、これらはあくまで悪用するユーザーが悪いのであって、メルカリアッテが悪いというわけではありません。
メルカリアッテに代わるアプリ・サイトは?
メルカリアッテのサービスが終了した理由は公表されていないため、詳細は不明です。
直接会って取引をすることは当然トラブルのリスクが高まりますが、それでも手数料や送料がかからないことや、梱包作業が不要なことなどメリットも多いため、需要があるサービスであることも事実です。
メルカリアッテのようなアプリやサイトとしては、下記が挙げられます。
ジモティー
メルカリアッテと同じようなサービスを利用したいなら、まずは『地元の掲示板』として知られるジモティーを利用してみることをおすすめします。
直接会った相手と商品の売買をしたり不用品を譲るだけでなく、友だち募集や求人なども掲載されており、幅広い用途で利用できるマッチングサイトです。
投稿を事務局が確認してOKが出たものだけを公開しているので、事務局が危険性が高いと判断した投稿は表示されません。
メルカリアッテでも同様の対応はしていたと思われますが、ユーザーが安全に利用できる配慮がなされています。
karrot
karrotは韓国発祥のフリマアプリで、神奈川県と東京都の一部でサービスを展開しています。
実際に利用地域にいることを証明できたユーザーのみが取引できるシステムや、事務局がメッセージのやり取りや不当な評価を受けていないかチェックするなど、ユーザーが安心して取引できる配慮がなされています。
女性ユーザーが多いことも、安全に取引できる理由の一つでしょう。
利用地域に制限がありますが、初心者でもわかりやすく使いやすいデザインで広告も出ないので、対象地域に住んでいるのであれば便利に使えるマッチングサイトです。
くらしのマーケット
くらしのマーケットはハウスクリーニングや引っ越し、害虫駆除などの『暮らし』にまつわるサービスに特化したマッチングサイトで、口コミや料金で比較して業者を選ぶことができます。
ハウスクリーニングや引っ越しの業者はWEBサイトがなかったり電話での受付のみなど、デジタル化されていない部分が未だ多く業者を探すだけでも困難なことも少なくありませんが、くらしのマーケットはそれを解決して便利に使えるマッチングサイトとなっています。
出店の際には審査があり、専任チームがトラブルを未然に防ぐためにパトロールを行っているなど、悪質な業者が出店できないように安全にも配慮されています。
メルカリアッテのようなマッチングサイトを作りたいなら?
結論から言うと、メルカリアッテのようにユーザー同士が対面で取引を行うことを前提としたマッチングサイトにはビジネスチャンスがあると考えられます。
事業としてこれから始めるのであれば、下記の点に気をつける必要があります。
- ユーザーの安全に配慮してトラブルを未然に防ぐ
- 人気のあるマッチングサイトの隙間需要を狙う
- マッチングサイトの開発実績が多い企業に発注する
ユーザーの安全に配慮してトラブルを未然に防ぐ
ユーザー同士が対面で取引を行うことから、ネット上で完結する取引よりも重大な事件等に発展する可能性が高くなります。
そのため、ユーザーの安全には最大限配慮し、起こりうるトラブルは未然に防ぐ仕組みにする必要があります。
ユーザーが安全に利用できないマッチングサイトは、治安が悪くなり利用者数の減少に繋がります。
また、他サイトとは違う『ユーザーの安全が保障されているシステム』があれば、競合より手数料が高額でも安全代として課金してもらえる可能性が高くなるため、売上の向上にも繋がります。
人気のあるマッチングサイトの隙間需要を狙う
これからマッチングサイトを立ち上げるなら、多くのユーザーに利用してもらえるサイトでなければ意味がありません。
多くのユーザーに利用してもらえるサイトにしたいなら、既に人気のあるマッチングサイトでできていない隙間需要を狙うことをおすすめします。
メルカリアッテは、メルカリを利用しているユーザーの『発送手続きや梱包作業が面倒』『商品の実物を目視して安心したい』というニーズに着目して生まれたアプリです。
既に人気のあるマッチングサイトで、多くのユーザーが抱えている『もっとこうだったらいいのに』に着目すれば、今からでも人気のあるマッチングサイトになる可能性は十分にあります。
例えば、行けなくなったライブやイベントのチケットを売買するマッチングサイトは既にありますが、対面でチケットの売買ができるマッチングサイトは現状存在しないため、対面でのチケット売買はSNSを通して行われているのが主流です。
こういったニーズに着目すれば、後発でも人気のあるマッチングサイトを作ることは可能です。
マッチングサイトの開発実績が多い企業に発注する
どんなマッチングサイトを立ち上げるかが決まったら、当然マッチングサイトを開発する必要があります。
開発会社によって得意分野が違うため、マッチングサイトの開発実績が多い企業を選ぶことをおすすめします。
また、マッチングサイトはユーザー同士をマッチングさせる機能や決済機能など、何かと高額になりやすい傾向があります。
セルバのマッチングサイト構築サービスは、マッチングサイトに必要な機能をパッケージ化しているため、0から開発するよりも安価で短納期での開発が可能になっています。
また、開発だけでなく集客や補助金の申請などのご相談も承っています。
レベニューシェア(共同事業)で開発費用の負担を抑えることも可能なため、アイデアを実現するための資金に回したり、双方の持つノウハウを生かすことができます。
創業20年以上の実績からお答えできることもございますので、マッチングサイトを新しく立ち上げたいときは、ぜひセルバにご相談ください。(もちろん相談は無料です!)
まとめ
メルカリアッテがサービスを終了した理由は公表されていません。
危険な目に遭ったという口コミがあったことから、利用者の間で何らかのトラブルがあり、ユーザーの安全を配慮してサービス終了に踏み切った可能性はあるでしょう。
販売手数料が無料であったことから、利益率が高く集中したい事業が他にあった可能性もあります。
これからメルカリアッテのようなマッチングサイトを立ち上げるなら、ユーザーが安全に利用できる仕組みを作り、他のマッチングサイトにない独自性を出すことで成功する可能性は十分にあります。
これからビジネスマッチングサイトを立ち上げたい方は、ぜひセルバにご相談ください。
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