【SEO対策】見てもらえるタイトルの効果的な付け方〜コツ10選〜
ユーザーとサイトとの最初の接点は、検索結果に表示されるタイトルとその下のメタディスクリプション(ページの概要を説明する部分)です。とくにタイトルは、そこをクリックしてWebページを訪れることからSEO対策としてとても重要な位置を占めます。
今回は、たくさんのユーザーから見てもらえるサイトにするための、Webページのタイトルの最適化方法について、そのコツをまとめました。この記事を読むだけでタイトルの対策はバッチリになるでしょう。
目次
見てもらえるタイトル〜10のコツ〜
見てもらえるサイトを構築するためには、どのようなSEO対策に留意してタイトルを付ければ良いでしょうか。
ここからは、適切なタイトルの付け方のコツを8つ紹介致します。
1.タイトルは32文字以内
Googleの検索結果で表示されるタイトルの文字数は概ね32文字以内と言われています。理由は、長いタイトルの場合は語尾が途切れてしまうためです。そのため、ユーザーに正確な情報を伝えられず、結果としてクリックされない・訪問されないといったリスクが高くなってしまいます。
2.タイトルタグは必ず付ける
タイトルタグは、Googleなどの検索エンジンに対してWebページのタイトルを明示する役割を持つHTMLタグです。
HTMLタグとしては、<title>~</title>と記載します。<title>~</title>で囲われた部分がそのページのタイトルになります。その他にも、 ブラウザのタブ部分(画像)やGoogle等の検索エンジンの検索結果にタイトルとして反映されます。
タイトルタグを付け忘れてしまうと、検索エンジンにインデックスされないため、どれだけコンテンツの内容がすばらしくても検索結果に表示されません。必ず注意しましょう。
3.検索クエリを含める
検索クエリとは、ユーザーがGoogleなどの検索エンジン内の検索窓に入力した語句(単語、フレーズ、複合語など)を意味します。
実際、ユーザーが検索する単語・フレーズをタイトルに含めることで、更にユーザーにWebページを見てもらいやすくなります。
検索クエリを調べるには、Googleアナリティクスを使った方法があります。
①ログイン後、左メニューの「集客」>「Serach Console」>「検索クエリ」をクリックします。
②一覧が表示され、「クリック数」「表示回数」「クリック率」「平均掲載順位」を確認することができます。
4.複合キーワードを使う
複合キーワードは、上述の検索クエリをメインキーワードとした場合のサブキーワードにあたります。メインの語句と一緒に検索されることが多いため、より多くのユーザーにWebページを見てもらうのに役立ちます。
Googleの検索結果ページの最下段に列挙される検索語句以外の単語が複合キーワードです。
5.キーワードの詰め込みに注意
タイトルにはメインとなるキーワード(検索クエリ)を1つ入れ、その他に前述の複合キーワードを上手に盛り込むことが大切です。ただし、キーワードを詰め込みすぎて不自然なタイトルになると、悪質なサイトと見なされ、大きく検索順位が下がることがあります。
例えば、「東京 動物カフェ」という目標キーワードで上位表示を目指しているサイトとしましょう。
『渋谷の動物カフェをお探しならセルバ動物カフェ。渋谷の動物カフェといえば、セルバ動物カフェ。』
「動物カフェ」というワードがこのタイトルには4回も書かれているので、「動物カフェ」という言葉が含まれる目標キーワードは全て上位表示しにくくなります。
このようなタイトルは、ユーザーからの信頼も得られないので注意してください。
6.ユーザーが知りたい「答え」を明確に示す
タイトルを見て、すぐにどのような内容か?判断できないサイトにユーザーが訪れることはごく稀です。
たとえば「方法」や「種類」といったように、キーワードに対してユーザーが何を求めているかを勘案して、それをタイトルで明確に示すようにしましょう。
7.コンテンツにマッチしたタイトルをつける
SEO対策を強化するために独自性のあるコンテンツが重要なのは言うまでもありません。しかし、せっかくコンテンツを充実させても、タイトルにその内容通り反映されていなければ多くのユーザーを集めることはできません。
コンテンツにマッチした端的で分かりやすいタイトルを心がけてください。
8.読みやすいタイトルをつける
「漢字ばかり・カタカナばかり・ひらがなばかり・英語ばかり」はとても読みにくく、理解するまで時間が掛かります。文字表記は、バランスよくするのがおすすめです。
9.重要なキーワードは最初に書く
文字は左から右に読まれるので、重要なキーワードは左側に入れるのがとても大事です。
10.Googleにタイトルを変更をされないために
Googleのプログラムが「ユーザーにとって分かりづらい」と判断すると、Webページのタイトルが変更される可能性があります。
タグ、検索クエリ、複合キーワード、コンテンツとの関連性など、十分に考慮しているにも関わらずタイトルが変更される場合は次のような原因が考えられますので、確認してみてください。
・タイトルが極端に短いor長い。
・一般的に英語表記されるキーワードがひらがなやカタカナで書かれている。
・キーワードの間に不必要な記号やスペースがあり判読が困難。
それでも変更されてしまうときは、SEO対策に問題のない範囲で元のタイトルを変更されたタイトルと近しくしてみましょう。
まとめ
ここまで、「見てもらえるタイトルの効果的な付け方について」理解していただけたと思います。時代が進んでもユーザーとサイトとの最初の接点は、検索結果に表示されるタイトルです。是非10個のコツを実践し、たくさんのユーザーから見てもらえるサイトになって頂ければと思います。