【初期配属は営業一択?】総合職採用300人に新卒時の配属をアンケート

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新卒就活で「営業職に配属されたくない…」と思っている学生さんは少なくありません。

しかし、文系総合職の初期配属は基本営業というイメージがありますよね。

今回は総合職採用300人に新卒時の初期配属に関するアンケートを実施!

希望部署に配属されるために面接時にアピールしたことや、入社後に希望部署に異動できたかなど配属に関する詳しい実態を調査しました。

▼アンケート調査の概要
調査期間:2024年5月27日〜2024年6月10日
調査期間:株式会社クラウドワークス 自社調査
調査対象:四年生大学出身で総合職採用で新卒入社した20代から30代
有効回答数:300

*本アンケート結果を引用する場合は「キャリアクラフト」のURL(https://www.selva-i.co.jp/career_craft/)を記載してください。

目次

新卒に人気な職種は「事務職」

※その他には「職種にこだわりはなかった」を含みます。

300人のうち、29%にあたる86名の方が新卒時に事務系職種を希望していました
次に多いのがエンジニア・技術職の16%。僅差で営業系14%、サービス・販売系13%が続きます。

順位職種人数
1位事務系86人
2位エンジニア・技術職29人
3位営業系40人
4位サービス・販売系27人
5位企画・マーケティング17人
6位医療・介護・販売系15人
7位その他17人
8位クリエイティブ系10人
9位研究職6人
10位コンサルタント・専門職5人

初期配属は「営業職」が一番多い

実際の配属先は営業系の29%が一番多い結果になりました。
総合職採用ではやはり営業職に配属されるケースが多いようです。

また、次に多いのが事務系職種で19%。サービス・販売系も17%と比較的配属されやすい職種のようです。

順位職種人数
1位営業系88人
2位事務系58人
3位サービス・販売系50人
4位エンジニア・技術職45人
5位介護・医療・福祉系20人
6位企画・マーケティング15人
7位クリエイティブ系11人
8位研究職5人
9位その他5人
10位コンサルタント・専門職3人

希望通りの配属先に行けた人は53%

300人中、158人が希望通りと回答

アンケートの結果、総合職採用で希望通りの部署に配属された人は53%ということが分かりました。

希望が通った人

希望通りの部署に配属された人は、面接時に自分の強み・経験、資格を面接官にしっかりと伝えたようです。

自分の強みをアピール
「情報系の出身ではないが、人の話をじっくり聞くのが得意なので、お客様のお話を聞いて要望を汲み取ったりすることができると思うとアピールした。」(30代女性・希望「エンジニア・専門職」・配属「エンジニア・技術職」)

研究内容で専門性をアピール
「大学時代に専門の勉強をしていたことをアピールしました。具体的には、統計学を専攻しており、その統計学の知識を使って金融商品開発をしたいと答えました。」(30代男性・希望「事務系」・配属「事務系」)

希望が通らなかった人

しかし、面接でアピールしても必ず希望が通るわけではなく、その時の会社の事情によって配属先は左右されてしまいます。

本社勤務を希望したが…
「最初は本社で働きたいと希望を出していましたが、営業所に配属されてしまいました。」(20代女性、希望部署「営業」・初期配属「営業」)


「技術や製造系の配属先が希望であったが、卒業学科の関係などもあり希望とは別の配属先となった。」(30代男性、希望部署「エンジニア・技術職」・初期配属「営業職」)

年代別グラフ

20代と30代の年代別グラフは次のようになります。

ここ数年で新卒就活の採用方法も多様化しましたが、総合職採用に限って見ると、10年前の新卒就活と希望の通りやすさはあまり変わっていないことが分かります。

配属先の告知は入社式後が最も多い

総合職で採用されたら自分がどの部署に配属されるのか早く知りたいですよね。
総合職では、入社式後〜研修終了後に通知されることが多いようです。

研修中の仕事ぶりを見て適性を判断する会社も少なくないので、ここでアピールするのも大事です。

6割は入社後も希望部署に異動できない

「最初は営業で現場を知ってから、ゆくゆくは企画系に行きたい」と思い、総合職で入社する人も多いでしょう。

しかし、実際は入社後に自分の希望が通ることは少ないようです。

※「どちらでもない」は入社後に希望部署は変わった人を含みます。

アンケートの結果、初期配属で希望が通らなかった人の61%の人が入社後も希望部署に異動できなかったことが分かりました。

残念ながら、総合職では本人の希望が叶う確率は低いのが現状です。

初期配属が自分に合っていた人は半数

会社の都合で配属先が決まりやすい総合職ですが、実際に仕事をしてみて案外自分の適性と合っていたケースも多くあります。

自分の希望部署と適性がある部署が異なる場合は往々としてあります。自分の意外な適性を発見できるのは総合職ならではですね。

しかし、詳しく見ると希望通りの部署だった人」と「希望通りでない部署だった人」では配属先のマッチ度が大きく異なりました。

この結果を見ると、自分の希望部署と適性はある程度相関関係があると言っていいでしょう。

新卒に戻れるなら、総合職採用or職種別採用?

新卒時に総合職で入社した人たちは、いま新卒に戻れるなら総合職採用と職種別採用どちらを選ぶのでしょうか?

新卒に戻るなら、総合職採用or職種別採用?という質問では回答が拮抗しましたが、僅差で総合職採用が多い結果になりました。

総合職採用派の意見

総合職採用派の主な理由は「様々な経験を積める」「給与・昇進に有利」でした。

総合職で色々な経験をしたことで今の自分がある
「想像を超えるほどの経験することができたから。新卒で色んな経験をすることができて今の自分があると思います。」(30代女性・希望「営業系」・配属「営業系」)

給料と昇進は総合職が◎
「給料も良いし出世コースに乗れるので」(30代男性・希望「営業系」・配属「企画・マーケティング」)

「総合職採用の方が、将来的に昇格できる確率が高いイメージがあるから。」(30代男性・希望「企画・マーケティング」・配属「企画・マーケティング」)

職種別採用派の意見

一方、職種別採用派を選んだ人は「自分の望むキャリアを歩みたい」「特定のスキルに特化したい」という意見を持っていました。

キャリアを戦略的に選択したい
「セカンドキャリアを考えるとガチャではなく戦略的にキャリアを選択してきたいから」(30代男性・希望「企画・マーケティング」・初期「営業系」)

「自分にしかできないことを一つでも多く身につけて、自信につなげたい。また、たとえば転職することになったときなどに強みとしてアピールしたいから。」(30代女性・希望「エンジニア・専門職」・配属「エンジニア・専門職」)


「自分のやりたいことが確実にできるから」(30代女性・希望「事務系」・配属「営業系」)

まとめ

アンケートの結果、総合職採用の初期配属は営業になる可能性が最も高く、入社後も希望部署に異動できない可能性が高いことが分かりました
総合職で希望部署とは異なる配属だったとしても、新たな自分の適性を発見するきっかけになるかもしれません。

しかし、希望部署出なかった人の配属先の満足度が低いのも事実なので、自分のやりたい仕事が決まっている人は総合職採用ではなく、職種別採用で内定をもらうほうが良いでしょう。

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
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