【社員インタビュー】ブライダル業界の負に挑戦するトキハナ社員にフレキシブルな働き方を聞いてみた

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株式会社トキハナは、「これまでの常識を解き放ち誰もが自分らしい選択をできる世界に」をビジョンとし、ユーザーファーストな式場探しができるブライダルサービスを展開しています。

今回はトキハナでフルリモートで働く佐志知世さんにトキハナの働き方や働くやりがいをインタビューさせていただきました!

目次

トキハナの佐志さんに話を聞いてみた!

佐志知世さん
立教大学卒業後、株式会社T&Gに入社しウェディングプランナーとして活躍。2016年に株式会社リクルートに転職後、企画営業・新人育成に従事する。異業界で働くなかでブライダル業界への思いが捨てきれず、2019年に株式会社リクシィ(現:株式会社トキハナ)に転職。2年間の産休・育休を経て2024年4月に復帰。現在、フルリモートで一児の母として仕事と家庭を両立中。

新卒でウェディングプランナーに挑戦

新卒でブライダル業界に入り、現在もトキハナでブライダルに携わっている佐志さん。トキハナに転職するまでのキャリアを聞いてみました。

いいえ、実は就職活動をするまで全く馴染のない業界でした。

ブライダル業界は選考時期が他業界と比べると少し早かったので「選考の練習がてらに受けてみようかな」と説明会に参加したのが最初の出会いでした。

話を聞いているうちに、お客様の一生に一度の大切な日に立ち会えることに惹かれ、ウェディングプランナーに興味を持つようになりました

そうなんです。新卒ではT&Gという会社に入り、ウェディングプランナーとして式場探しから式当日まで新郎新婦の2人をサポートする仕事をしていました。

ウェディングプランナーの仕事は新規の接客と結婚式の打ち合わせ担当が分かれている分業制と全て1人のプランナーが担当する一貫制の2つがあるんです。

私は初回の接客から式当日までのプロセスを通して、統合的に結婚式を創り上げる体制を重視していたので、一貫制のプランニングができる会社を選びました。

そうなんです。それに加えて、お客様と関わる時間が長いので、2️人の求める結婚式が何なのかを理解しやすかったです。ただ、一方でブライダル業界が抱える負の部分に直面することも多くありました。

ブライダル業界の負を実感

はい。
ブライダル業界には良くも悪くも伝統的な慣習やルールが存在して、それらが新郎新婦や列席するゲストの負担になっていることが多かったんです

例えばバージンロードは花嫁の父親と歩くべきとか、 新婦は両親に感謝の手紙を読んで、新郎は謝辞を読まないといけないとか。

式場探しの場面だと「持ち込み制限」がその最たる例で、ドレスを持ち込むのに10万円かかったり、そもそも持ち込めないケースもあるんですよ。

今はSNSで結婚式に関する情報もキャッチしやすくなって、選択肢は増えているはずなのに、式場で制限がかかってしまうんです。

しかし業界のなかにいると、構造的に変えようがなくてお客様の希望に沿えない案内をせざるをえないことがありました。

そうですね。ただプランナーの仕事自体にはとてもやりがいがありました。お客様の期待値が大きい分、常にプレッシャーのある仕事ですが、無事にお客様の結婚式を見届けられたときには大きな達成感を味わえます。

一方で、2年ほど働いて自分の成長感や仕事の幅の広さに限界を感じました。「新たな挑戦ができる環境でスキルを磨き、より多様な経験を積みたい」と思うようになり、リクルートに転職しました。

「一から学びたい」25歳で転職を決意

美容領域でホットペッパービューティーの企画営業と新人育成を担当していました。

企画営業ではサロンさんと直接やり取りをして、売上向上のための施策を提案しました。また、サロンの人材育成やSNSの活用法の勉強会を開いたりなど、ホットペッパービューティーに閉じずに提案することもあり、横幅のある仕事ができました

そうなんです。「自分の提案がサロンさんの売上に影響を与えられたんだ」と実感できるので楽しかったです。
それと並行して、新人育成にも挑戦しました。課題を一つ一つ整理して、研修体制を設計していくのが面白かったです。

そうですね!

ブライダル業界へ再挑戦

やっぱりブライダルへの憧れが捨てきれなかったんです。一生に一度の大事な瞬間に自分が携われる。これが自分にとって、とても大きなやりがいなのだと再認識しました。

またリクルートが「新しい風を吹かせて業界の負を変えていこう」とする社風で、働くなかで刺激を受けたのもあります。

最初はゼクシィの事業部に異動したいと思っていました。しかし、ちょうどそのとき知人の紹介でトキハナ(当時はリクシィ)を知りました。

当時から「誰もが自分らしい選択をできる世界に」というビジョンを掲げていたトキハナは、ブライダル業界の負の構造を変えようとしていて、自分の持っている問題意識とぴったり合致したんです

もちろん、リクルートでも自分のしたいことはできたと思います。けれど、母体が大きいので幅感とスピード感という点で、ベンチャーより融通が利きづらい部分があります。

「より当事者意識を持って働きたい」と思い、最終的にトキハナに転職することを決めました。

トキハナの働き方

社長にすぐに意見を言える!ベンチャーならではの働き方とは?

想像以上にスピード感を持って働けました。今まで大手で働いた経験しかなかったので、社長との距離が近くてダイレクトに意見が言える環境は新鮮でしたね。

大きく分けて2つの業務をしています。

1つ目は広報業務です。具体的には、トキハナのサービスに関連する施策の企画や運営管理、またプレスリリースの作成等を行っています。

2つ目は新規事業開発業務です。今年の5月から始動した結婚式準備サービス「トキハナメイト」の事業拡大を推進し、サービスの成長を高めるための取り組みを行っています。

育休明けでも新規プロジェクトに参加できる

そうですね。実は育休中の今年の2月くらいに打診があって、ちょこちょこ耳だけMTGに参加してプロジェクトの動きは把握していたんです。

新規事業系の企画にはとても興味があったので、4月の復帰時にタイミングよくジョインできました。

最初はキャッチアップするのがとても大変でしたね。プロジェクトが光速に進行していたため、体系化されていない状態からの対応が求められました。そのため、まずは現状の整理と業務プロセスの整備に取り組む必要があり、その分時間を要しました。しかし、複雑な状況を整理する作業については、社内の協力を得ながら効率的に進めることができました。

時短リモート×フレックスで仕事と子育てと両立!

2022年3月からは産休と育休を2年間取得し、今年の4月に復帰したばかりの佐志さん。現在は時短勤務を活用しながら、仕事と子育てを両立されています。

上手く両立して過ごせていると思います。育休中は1日中子どもに付きっきりでしたが、仕事に復帰したことで「母親」以外の役割を担うことができました

これが精神的に良い影響を与えてくれたんです。

時間的な拘束を考えると育休中よりハードなスケジュールにはなりましたが、日々の充実感が増えて毎日楽しく過ごしています。

家族と出雲大社に行ったときの様子

大変なことは多いですね。子育てをしていると予定通りにいかないことばかりです。さっき保育園に預けたばかりなのに、発熱してもうお迎えにいかないといけない、みたいなことも珍しくありません。

しかしトキハナではフルリモート勤務フレックスタイム制を導入しており、業務時間を臨機応変にコントロールできるので、子育てとの両立を考える上でもとても助けられています。

そうなんです。また、子どものいる社員も多いので、当日の急な休みにも理解のある方ばかりです。

男性も子どもの用事で仕事を抜けることがあるので、会社全体で子育てがしやすい空気感が広がっていると思います。

今後のキャリア

1つ目は、新たな需要の創出です。
具体的には、結婚式に対してネガティブなイメージを持つ方々や、結婚式を行わない「ナシ婚」層に対して、従来の価値観に縛られず、多様な結婚の選択肢を提供していきたいと考えています。また、結婚式後の新生活領域にもサービスを拡充し、より幅広いニーズに応えていけるようにしたいです。

2つ目は、現在取り組んでいる新規事業「トキハナメイト」における顧客体験の向上です。
結婚後の新生活には期待とともに様々な課題も伴います。トキハナの理念である「自分らしい選択が自由にできるサービス」を基に、顧客にとって最適なサービスを提供し、より良い顧客体験を実現することを目指しています。

ウエディング業界の仕事は人生の最も重要で記憶に残りうる瞬間に深く関わることができるため、大きな意義とやりがいがあると思います。

一方で、出産や育児など女性としての働き方のステージを考えたときに、業界内でのキャリアの幅や成長機会に課題があるのも事実です。

トキハナは、業界を通じて社会に新しい価値を提供するために日々奮闘しており、「成長感」と「ブライダル感」の両方を実感できる会社なので、興味のある方はぜひ来ていただきたいです!

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
自身のキャリアに迷っている人のお役に立てればと考えています。

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