【管理職必見】仕事が終わってなくても定時で帰る部下との向き合い方

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納期間近になってタスクが期限内に終わらないことを報告してくる部下を持ったことはありますか?

「どうしてもっと早く言わないんだ」と聞いても、だんまりして何も答えず、挙句の果てに「残業したくないので帰ります」と颯爽とオフィスを去っていく部下にはもはやお手上げ状態です。

今回は、仕事が終わってなくても定時で帰る部下との向き合い方や育成方法を紹介します

目次

納期間近なのに部下が定時で帰ってしまう

管理職をしていると様々な性格の部下を持つことがあります。
そのなかでも一、二を争うほど厄介なのが「労働者の正当な権利を盾に、責任を果たそうとしない部下」ではないでしょうか。

例えば、子育てを理由に仕事を早退したり休むのは良いのですが、同僚に重要な連絡事項を全く伝えないまま早退や欠勤を繰り返し、現場を混乱させるワーママ。
法律で2週間前に退職を申し出ればいいとあるので、引き継ぎ資料や後任のことを考えずに突然辞める若手社員。

彼らは労働者が有する当然の権利を使っているだけなのですが、周りへの配慮が全く感じられないため同僚からも「自分勝手な社員」だと思われることが多く、とにかく扱いづらい社員です。

そのなかでも今回取り上げるのは、「納期が間近なのに残業をせずに定時で帰ってしまう部下」。

今日中に終わらないんですけど、残業はできないので帰ります

と、当然のように帰っていく部下に思い当たりはありませんか?
それだけでなく、上司の仕事の振り分けが下手だから納期に間に合わせられないんだとこちらに責任転嫁してくる社員もいます。

「残業せずに帰るのは当然の権利です」

これは、東洋経済ONLINEのコラム「納期に間に合わないが「残業しない」はアリ?」から引用した、入社3ヶ月目の新人の言葉です。

働き方改革で残業時間が制限されたり、採用活動で働きやすさをアピールする企業が増えたりしたことで、いまや長時間労働はブラック企業の代名詞となり、若手が仕事を片付けるために中間管理職の残業時間が大幅に増えました。

もちろん長時間労働や長時間残業を社員に強制させるのは間違っています。
しかし、社会人として任された仕事を完遂させる責任」を果たすのは当然のことです。

多くの管理職の方が理解しているように、これは定時で帰ることが悪いのではなく、今日中に終わらせないといけない仕事があるのに帰ってしまうことが問題なのです。

仕事の分配が適切かは常にチェック

とはいえ、部下に全ての問題の原因を求めてはいけません。

部下は仕事をこなすことはできても、与えられる仕事量を調節することはできません。
もし部下が仕事を時間内に完了できないことが続いた場合、仕事量がキャパシティを超えている可能性が大きいです。

そのときは上司が仕事の分配を再調整しなければいけません。
常に部下の抱えている仕事量が適切かどうかは管理しておきましょう。

部下の仕事を定時で終わらせる方法

大前提として、残業することを前提に仕事を割り振ってはいけません。
所定の時間内に仕事を終わらせることができるよう、部下を育てなければいけません。

ここでは、部下の仕事を定時で終わらせる具体的な方法を解説します。

「今日やらなきゃいけない仕事」を認識させる

人は自分のやる仕事が具体的にイメージできていないと、時間の見積もりを見誤ります。

管理職の方たちは何年、何十年と働いているため、自分がどれだけの効率・時間で仕事を終えられるかを経験則で知っています。
しかし、若手社員はその感覚が正確でないことが多いので、なんとなく」で仕事量を調節し、結果的に納期に間に合わなくなってしまうのです。

仕事を任せたタイミングで「いつまでに」「どれだけの仕事量」を終わらせるべきか、上司と部下で認識をすり合わせた方がいいでしょう。

何度もそれを繰り返していくことで、最終的に部下も上司の補助輪なしで自力でタスク管理ができるようになるはずです。

進捗報告を徹底させる

仕事の基本ともいえる「報連相」ができていない部下って意外にいますよね。
彼らは期限ギリギリまでタスクを抱え込み、間に合わないことが確定してから報告をするので、上司からすると「なんでもっと早く言わないんだ!?」と頭を抱えてしまいます。

彼らは悪気があるのではなく、上司に仕事の進捗を逐一報告するという作業をそもそも重要視しておらず、仕事のスタイルに組み込んでいないのです。

そういった部下に対しては進捗状況の共有の大切さを伝えたうえで、報連相を習慣化させましょう。

後輩に伝えたい進捗報告のメリット

  • 進捗状況を把握していたら、困ったときにすぐに助けられる
  • 早めに仕事を終わらせて残業をさせたくない

特に若手社員は説教じみた指導が好きではないので、できるだけフラットに伝えるのがポイントです。

相談しやすい関係性を構築する

そして何より大事なのが、部下が上司に相談しやすい関係性を作っておくことです。
いわゆる「心理的安全性」の確保は、メンバー全員の生産性を向上させるために人材育成や組織運営で必須とされています。

昔は背中を見て学ぶスタイルが基本だったかもしれませんが、その時代は過ぎ去りました。
誰でも初めてのことは分からないので質問したくなるのは当然のこと。上司の側も質問に答えることで自分の仕事の取り組み方法を改めて考え直すきっかけになります。

そう考えると、職務上の質問は上司と部下の両方にとってメリットのある非常に有意義な時間なのです。

まとめ

今回は仕事が終わってなくても定時で帰る部下との向き合い方を紹介しました。

今の時代は長時間残業で結果を出すのではなく、効率よく仕事をして無駄な残業を減らす方向へシフトしているので、部下に残業を強いるのではなく、勤務時間内に仕事を終わらせられるように育成することが重要です。

そのためには、部下に
①今日すべき仕事を認識させる
②進捗報告を徹底させる
③相談しやすい関係性を構築する
ことが大切です。

この三つを意識することで、部下と良好な関係を築きながら、貴方の悩みを解決できるでしょう。

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
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