【イライラ】生活苦なのに働かない妻を面接に行かせる方法|離婚はできる?

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結婚前は共働き希望と言っていたのに、出産後に育休を取ってから仕事に復帰しようとしない!

と妻に不満を募らせる夫の声がSNS上に溢れかえっています。

生活に余裕があるならともかく、生活が苦しいとそれを分かっているはずなのに、なぜ妻は面接を受けに行かずソファでスマホを触り続けているのでしょうか。

この記事では「生活苦なのに妻が働こうとしない!」と悩む夫の皆さんに向け、「妻を働く気にする方法」を紹介します。

目次

共働き希望で結婚したのに…なぜ生活苦なのに妻は働かないのか

結婚前は「共働き希望」と言っていた彼女が、結婚後に専業主婦(もしくは働こうとしない)を希望するケースは少なくありません。

夫の視点では「手のひらを返された」と感じる状況ですが、なぜ彼女たちはそうなってしまっているのでしょうか。

本当に怠けているかの判断が難しい

結論から言うと、自分の在宅時の奥さんだけを見て「怠けている」とは判断できないのです。

もしかすると日中は大忙しで過ごし、夫が帰宅する頃にはヘトヘトになっているだけかもしれません。
子どもがいてまだ目が離せないような年齢であれば、見えていないだけで一日中忙しくしている可能性が高いでしょう。

子なしで家事をしていないはサボりの可能性大

持病や介護などの特別な理由を除くと、子どもがいない家庭、もしくは子どもが既に成長して家にいない時間が長いにもかかわらず、家事をしていないのならサボっている可能性が高いです。

パートやアルバイトなど、短時間でも仕事を始めるよう説得しましょう。

今回の記事は、小さな子どもがいる夫婦を対象としています

暇さえあればテレビやスマホ

帰宅して妻がソファでゴロゴロしていたら、「自分は家族のために頑張って働いているのに、なにサボってるんだよ」とイライラしてしまう人は多いのではないでしょうか。

寝不足という割には寝る前にスマホをいじっているし、サブスクでドラマ見てるし…

偉そうな態度で仕事の愚痴に口出しされると、余計に腹が立ってしまうこともあるでしょう。

しかし、小さな子どもの世話を一日中するというのは想像以上に過酷なものです。
「怠けている」と決めつける前に、妻にばかり負担を押し付けていないか考える必要があります。

働かない妻の心情

生活が苦しいと分かっているにもかかわらず、働こうとしないように見える妻。
夫からすると「一体何を考えているんだ?」と思うこともあるでしょうが、ここでは生活苦なのに働かない妻側の心情を解説します。

単純に働きたくない

多くの夫が想像するパターンですが、今の時代このパターンで生活苦になっても働かない妻はあまりいないでしょう。
しかし全くいないわけではないので、なぜ生活苦に耐えてまで彼女たちが働きたくないのかを解説します。

通勤や労働そのものに強いストレスを感じていたり、結婚前から仕事への熱量がなかった人は無理してまで働こうとしません。
また、長いブランクがあったり、職場での人間関係に恐れを抱いていたりすると、働くことへの抵抗を感じやすくなります。

生活が苦しい状況なのに「働けるけど、働くのが辛いから」という理由で働かない妻を見てモヤモヤするのも無理はありません。

貴重な子どもとの時間を大切にしたい

なかには出産してから考えが変わり、家庭に十分な時間と労力を注ぎたいと思うようになる人も一定数います。
結婚前に「共働きする」と言っていたのが嘘ではなく本心だとしても、「ママと離れたくない」と泣く子どもを見ると、子どもを置いて仕事に行けないと思うのです。

子どもはあっという間に成長し、小さい時期は一瞬なので、生活苦に耐えてでも子どもといる時間を取りたいと考える妻もいます。
子どもの体が弱かったり、難しい気質をしていると、家庭と仕事の両立が現実的に困難ということもあるでしょう。

家事や育児が忙しい

家事や育児で忙しいと、仕事へ行く気力や体力が残りません。

そもそも産後は頭が働かないことが多く(マミーブレイン)、些細なミスが増えがちです。

最近の研究では、妊娠と同時に脳の変化が始まり、産後にはホルモンの影響もあって、脳が7%ほど萎縮することが分かってきました

キッズライン「産後に起こるマミーブレインってどんな症状?いつまで続く?【助産師監修】

このマミーブレインは、回復するまでの期間が人それぞれで、長い人は2年以上元通りに働けない人もいます。
当初は1年での育休復帰を目指していたとしても、妻の体調次第では難しくなることも想定しておきましょう。

働き口がない

小さい子どもがいる女性は急に仕事を休む可能性が高いので、雇われにくい傾向があります。

もしかすると、あなたは下記のように思っているかもしれません。

妻を正社員として働かせたい

人手不足で仕事なんていくらでもあるはずなのに、なんで正社員で働かないんだ!

しかし、育休から復帰する(戻る席がある)パターンを除いてそれはほぼ不可能だと思ってください。

いちど退職して家庭に入っていた女性、ましてや小さな子どもがいるなら再就職するのは簡単なことではなく、特にはじめから時短で正社員として雇ってくれる会社となると、求人を見つけるのも困難です。

パート勤務でも難しい場合や田舎で求人がない場合は、ママワークス等でデータ入力などの在宅ワークなどに応募するのもいいでしょう。
在宅ワークは拘束時間の縛りがなく稼働時間の合計さえ足りていれば問題ない求人があったり、成果物ベースで報酬額が決まることが多いので、時間の融通が効きやすい仕事です。

働いたところで数万円しか給与が増えない

夫:正社員、妻:パートの場合、現在の税制では所得税が発生する103万円の壁や社会保険料が発生する106万円の壁があるため、多くのパート主婦が年収103万円以内(月にして約8.5万円)に収まるように働いています。

ただでさえ育児で忙しいのに、同僚に気を遣いながらシフトを扶養から外れないように調整し、子どもが熱を出したら職場に頭を下げて早退しなければなりません。

給料が発生する有償労働の時間こそ夫より短いですが、子育てと仕事を両立した結果が8万円ちょっとだと働く意味があるのかと虚しくなり、それなら働かずに節約を頑張った方がまだ良いと考える人もいます。

お金だけでは働くモチベーションが保てない

正社員でバリバリ働いていた女性は育休から復帰するパターンが多いですが、何かの事情で退職せざるをえなかった人のなかには、パートやアルバイトの立場では働く意義を見いだせず、モチベーションが保てない人もいます

男女どちらでも、既婚でも独身でも、働く主な理由はお金を稼ぐためですが「自分の企画が通って新規事業が発足した」「認められて出世できた」などお金以外でやりがいを感じることは多いのではないでしょうか。
人それぞれではありますが、お金を稼ぐという次元を超えた「働く意義」があるのも事実。

しかし、パートやアルバイトとして働くとなると、昇給してもほんの数十円、意見は求められず与えられた仕事をこなすだけ。
自分の努力や働きかけで何かが大きく変わる場面は激減します。

こうした理由から、生活苦のためにお金を稼ぐという理由だけでは働く気が持てない妻もいます。

妻を働かせる方法

結論から言うと、妻を働かせる方法は話し合い以外ありません。
義実家の協力を得て妻に働いてもらうよう説得しても、妻本人に働く気がなければ面接には行きませんし、「告げ口された」「夫婦の問題なのに他者を介入させるな」と余計に喧嘩がヒートアップします。

ここでは、夫と妻が二人で話し合うことを前提に、具体的な解決方法を見ていきましょう。

正論だけど現実的でない提案をしない

話し合いがうまくいかないのは、妻の現状に向き合わず「正論だけど現実的でない」ことをあなたが提案している可能性があります。

「1日たった3時間程度の仕事を週2回するだけでいいから」と負担が少ない提案をしているつもりでも、妻が毎日家事と育児でクタクタだと「家事も育児も全然しないくせに」「私にこれ以上無理させるの!?」と反感を買ってしまいます。

人によってキャパシティは異なります。他所の奥さんが子育てをしながらフルタイムで働いているからといって、自分の妻にもそれを求めるのはやめましょう。
妻の現状にきちんと向き合わないと、現実的な方法は見つかりません。

ライフプランを話し合う

漠然とお金を稼ぐために働くのでは、働く意欲を高く持つことは難しいです。
「将来はこうなりたいから、この時期にはこのくらいの資金が必要」というふうに、子どもの教育、家族旅行の計画、老後の生活設計などについて、具体的に話し合いましょう。

目標が具体的になると、将来の目標達成のためにはどのくらい仕事をする必要があるのか、家庭と両立しながらだと現実的にはどのくらいリソースを割けるのかなども見えてきます。
漠然とした計画は具体的な数字に置き換えることで、達成すべき課題に変わります。

「どういう将来を叶えるために働くのか」というビジョンを持つことで、話し合いが前に進むのです。
子どものためにもお金が必要だということが分かれば、妻も働いてくれる可能性が高くなります。

家事育児をしていることへの感謝を伝え、主体的に参加する

自分は頑張って外で働いているのだから、働かない妻が全ての家事育児をするのは当然では?

このように思い、それを言葉や態度に出して、妻に全ての家事育児を押し付けていませんか?

前述の通り、小さな子どもの世話を一日中するのは想像以上に過酷です。
まずは日々の家事育児への感謝の気持ちを言葉で表現し、妻でなくても良い家事育児は自分が担いましょう

でも、一日中仕事して疲れているし……家でくらいゆっくりしたい

そう主張する夫は少なくありませんが、一日中やることに追われて疲れているのは妻も同じです。

どちらも自分の意見だけが正しいと思っている状態では、議論は平行線をたどるのみです。
自分にとって都合の良いように相手を変えようとするのは逆効果です。自分から変わることでしか相手の心は動きません。

例えば、仕事で上司から大変な業務を渡されたときに「この部分は自分も協力するから一緒に頑張ろう」と言われるのと、「お前がちゃんとしないと自分が上に怒られるんだ!」と責められるのとでは雲泥の差がありますよね。

家庭問題でも「一緒に頑張っていきたい」という気持ちを伝え、二人で問題に取り組む姿勢が大切です。

間違った説得方法

働かない妻を説得する際に、夫がやりがちな間違った方法を解説します。
次の行動を取らないように意識して、建設的な会話ができるようにしましょう。

  • 怠け者と責める
  • 生活費を渡さないと脅す
  • 現実を考慮せず正論を押し付ける

怠け者と責める

話し合いの際に妻を「怠け者」と責めてはいけません。
妻がスマホを片手にダラダラしているのは、日中に子どもの世話をして大変だった疲れを癒やしているからかもしれません。

自分が見ている姿だけが全てと決めつけず、日中に家事や育児をしている妻への感謝を忘れないようにしましょう。
妻も外で働いている夫には感謝していることが多いはずです。お互いが相手を尊重し、感謝しあう気持ちを持つことが大切です。

生活費を渡さないと脅す

腹が立つと、思ってもいないことを衝動的に言ってしまうこともあるでしょう。
しかし、「働かないなら生活費を渡さないぞ」という発言は経済的DVと捉えられても仕方がない、やってはいけない行動です。

絶対に言わないようにしましょう。

現実を考慮せず正論を押し付ける

前述の通り、現実的に妻が働ける状態にないのに「生活が苦しいんだから働くべき」と正論を押し付けるのは逆効果です。

働いていないがために生活が苦しいなら働けば解決するのは確かですが、ただでさえ家事や育児で疲れ果てている妻にそれを言うのは「家事や育児を言い訳にせず働け」と言うのと同じで、精神的に追い詰めてしまいます。
あなたも「仕事を言い訳にせず家事育児をしろ」と言われると反発したくなるのではないでしょうか。

苦しいのはお互い様ですが、まずは自分が妻に負担をかけすぎていないか考えてみるなど、相手に寄り添った上で話し合うことが大切です。

働かない妻と離婚はできる?

どれだけ説得しても妻が働こうとしない場合、「離婚したい」と考えることもあると思います。
離婚するだけなら双方の合意があればできるので、ここでは「妻の有責で離婚できるのか」について解説します。

妻が家事・育児を放棄しているなら可能

結論から言うと、「働かない」という理由だけで離婚することは難しいです。
家事・育児を最低限でも行っている場合は、家庭への貢献とみなされるからです。

妻が完全に育児・家事を放棄し、SNSやゲームなどに没頭しているのが客観的に見ても明らかな場合は離婚できる可能性があります。

客観的に見ても妻が育児・家事を放棄しているのが明らかで、何度言っても改善されない場合は、子どもにも悪影響が出ている可能性が高いため、妻を変えようとするより離婚を視野に入れることをおすすめします。

まとめ

生活苦なのに働かない妻を働かせる方法を紹介しました。
とはいえ、小さな子どもがいる場合、たとえ短時間でもパートに出かけるのは大変です。
まずは現実に向き合い、妻が現在働ける状態にないのなら、無理に働かせるよりも別の方法を考えることをおすすめします。

夫が帰ってきたときに妻がダラダラしていたとしても、日中に育児や家事に追われ、その疲れを癒やすためにゴロゴロしている可能性があり、「楽をしている」と決めつけるのは早計です。

あくまで目的は、妻に非を認めさせることではなく、妻に働いてもらって生活を楽にすることではないでしょうか。
非を認めさせて従わせるのが目的になっているのなら、話し合いも上手くいきません。

ねぎらいの言葉をかけつつ、お互いに家族の未来のための課題を解決する方向で話し合いましょう。

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自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
自身のキャリアに迷っている人のお役に立てればと考えています。

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