20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。
それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。
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こんにちは。セルバです。東京・大阪でアプリ開発や求人ポータルサイト制作を10年以上携わっています。
アプリ開発する企業様向けに、アプリの開発費用についての知識や、アプリ開発依頼をする前に身につけておきたい知識を定期的に情報発信しています。
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2017年1月~10月に訪日した外国人は2,300万人を超え、前年の同じ期間から18.3%の伸び率を示しています。
こうした外国人観光客の日本ブームの状況を追い風にして、インバウンド(訪日外国人旅行)向けアプリのリリースも盛んになってきました。
そこで今回は、実際に外国人に人気の日本旅行に役立つスマホアプリを紹介します。
※日本政府観光局(JNTO) 訪日外客数の動向
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/
一時期ニュースでも盛んに報じられた、主に中国人の「爆買い」ですが、ここに来て収束傾向にあると言われています。その理由としては次の2点が考えられます。
中国では、2016年4月から外国から国内に持ち込む商品に対する関税が引き上げられました。
これによって観光客の購買意欲が低下したことが爆買い収束の一因と考えれます。
また、あまり報じられていませんが、これによって中国で日本の商品を転売するブローカーが減少したことも影響していると言われています。
爆買い収束の背景として、中国におけるネットショッピングの普及を挙げることもできます。
インターネットを通じて商品を手に入れられるので、来日する主な目的がショッピングだけではなくなりつつあります。
爆買いという極端な消費行動はなくなりつつありますが、冒頭で述べたように、来日する外国人観光客の数は年々増えています。
彼ら・彼女らは何に対して消費意欲を持っているのか、インバウンド向けスマホアプリからそれを見てみましょう。
今回は、AndroidとiPhoneどちらでも使えるアプリを、「観光」「グルメ」「移動」「宿泊」「コミュニケーション・通信」の5つのカテゴリーから、ピックアップしました。
インバウンドの主な目的のひとつに観光があります。従来から人気のある名所・旧跡に加えて、日本の四季折々の自然を楽しむ外国人観光客も多くなっています。
引用:http://www.mapple.co.jp/digjapan/jp/
「DiGJAPAN!」は、外国人旅行者の日本観光に役立つ情報が凝縮されたアプリで、観光する場所や時期、テーマなど、用途に合わせて豊富な情報を閲覧することができます。
レストランやショップで使えるクーポン情報が用意され、店頭で提示するだけで利用可能なのも魅力です。
他にも、目的地までのルートナビやWi-Fiスポット検索など観光に役立つ機能が使えます。
引用:http://www.jnto.go.jp/smartapp/eng/
「Japan Official Travel App」は、観光スポットやレストラン、免税店、Wi-Fiスポットといった、外国人観光客が知りたい情報がまとめられたアプリです。
各地の観光情報を外国人ライターが英語・韓国語・中国語などで紹介しており、単に言葉の羅列ではない生きた情報が手に入るのが特徴です。
観光スポットやイベントについて見所や魅力がよく分かります。
お寿司をはじめとした和食が世界的に評価されていることもあって、グルメはインバウンドにおいても人気の高いカテゴリーです。
食に関する文化や習慣の違いを上手に取り込んだアプリがリリースされています。
引用:http://www.gnavi.co.jp/mobile/app/s/gurunavi/
「ぐるなび外国語版」は、国内大手グルメサイトであるぐるなびが発信している、英語・中国語・韓国語に対応したアプリです。
現在地やこれから出掛ける観光地付近にある飲食店を、お店のジャンルや設備といった条件を設定して検索することができます。
翻訳されたメニューが掲載されている店舗もあり、オーダーの内容を事前に確認することも可能です。
引用:https://www.halalgourmet.jp/ja
「Halal Gourmet Japan」は、日本国内でハラールに則って調理されたグルメを探すときに便利なアプリです。
800件を超える掲載店舗は、場所・食事のジャンル・設備などから検索可能。世界人口のおおよそ1/4、近い将来の訪日者数が年間100万人に到達するかもしれないムスリム(イスラム教徒)の旅行者に高く支持されています。
※ハラール(ハラル)食品とは、イスラム法において食べることが許可されている食材や料理のことです。
インバウンドにおいて効率的に観光するためには移動用アプリが欠かせません。
主要な交通機関では各国語の案内板が設置されていますが、複雑な乗り換えやルートの策定などでアプリが活用される機会が多くあります。
その中でも人気のインバウンド向けアプリをご紹介いたします。
引用:https://world.jorudan.co.jp/mln/en/
「Japan Transit Planner」は、Jorudanからリリースされている「乗換案内」を多言語に対応させたアプリです。
出発駅や目的地の最寄り駅、希望の発着時刻などを入力すると、様々な交通手段を利用した場合のルートが表示されます。
所要時間や運賃の他、乗り換えが必要な場合にはホームや列車の番号も表示されるので、移動の労力軽減に役立ちます。
引用:https://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/japan_travel/english/
「NAVITIME for Japan Travel」の特徴は、出発地と目的地を設定すると、電車・バス・徒歩といったいろいろな移動手段を組み合わせたルートプランが提示されることにあります。
乗り換えルートの検索は駅名などを含めて英語に対応。
また、GPSを使った現在地からのルート案内や、13万件におよぶ詳細な避難場所データの提供も実施されています。
東南アジアのような安宿が少なく、また多くの宿泊施設で事前に予約することが原則となっている関係から、インバウンドで宿泊アプリをインストールする機会もたくさんあります。
「trivago」は、数百社におよぶ予約サイトの中から、お得な宿泊プランや利便性などを比較して宿泊先を選ぶことができるアプリです。
検索結果は自身が設定した言語で表示可能。日本各地の宿泊施設が写真と一緒に紹介されているので、より自分の好みに合わせてチョイスできます。
また、宿泊先の評価をレーティング表で確認する機能もあります。
引用:https://www.booking.com/apps.ja.html
「Booking.com」は、同名の世界最大規模の旅行ECサイトが提供するスマートフォンアプリです。
予約がスムーズに行えることに加え、ほとんどの宿泊施設でキャンセル料が発生しないため、大まかに旅程を決めた段階で宿泊先を確保できるという利点があります。
宿泊施設のレビューの充実度や全42カ国に対応した言語の設定にも定評があります。
各地で開催れるお祭りやイベント、その他の文化体験もインバウンドの興味を引くコンテンツです。
こういった行事に参加する時に、より深くコミュニケーションを取りたいと考える外国人観光客も多いことから、このカテゴリーのスマホアプリには高い需要があります。
「おもてなしガイド」は、駅や空港といった交通機関、ショップ、テーマパークなどの観光地で流れるアナウンスを、スマホに聞かせるだけで翻訳してくれるユニークなアプリです。
対応スポットは日本各地にあり現在も拡充中。
エリア内であれば災害時における非常放送にも対応しているため、もしものときにも素早く情報を得ることが可能です。
引用:http://www.yubisashi.com/category/app/
「接客指さし会話」は、外国語同士の会話を手助けしてくれるアプリです。
シーン別に様々な会話が設定されており、タップすることで伝えたい内容を音声で相手に聞いてもらえます。
特によく使うフレーズはお気に入りに登録しておくことも可能で、自分の声をスマホに覚えさせて、よりナチュナルなコミュニケーションをとることもできます。
「UDトーク」は、多言語音声認識と翻訳機能を使って、コミュニケーションのバリアフリーを支援してくれるアプリです。
日常的な1対1での会話から会議など大勢の人が言葉を交わす機会まで、さまざまなシーンで広く利用できるのがメリット。
アプリの情報をプロジェクタへ出力することもできるので、ビジネスにおいても高い利用価値があります。
引用:http://www.ntt-bp.net/jcfw/ja.html
「Japan Connected free Wi-Fi」は、NTTブロードバンドプラットフォームが提供する、安全に使用できるフリーWi-Fiスポットを探すことができるアプリです。
エリア毎の面倒な設定がなく、スマホから接続したいWi-Fiをタップするだけで登録できるため、スムーズに日本でのWi-Fi環境を構築することができます。
最新版(2017.12時点)は13言語に対応しています。
今回は、インバウンド用のスマートフォンアプリ12コを5つのカテゴリーに分けて紹介しました。
「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」で、2020年の訪日外国人観光客数の目標を4,000万人としていることからも分かるとおり、インバウンド向けアプリはこれからも高いニーズを維持することが予想されます。
アプリ開発やWebの制作会社が持つ知識や技術も同様に必要とされることが多くなるでしょう。
消費者向けのアプリにおいては、いくらアプリを開発しても開発したアプリが社会的なニーズにマッチしていなければ、せっかくのかけた経費は無駄になってしまいます。
弊社では、開発だけでなく、自社のアプリ、システム開発後の集客のサポートも行っています。
もしアプリ開発・そのあとの運用について困っていることがあれば何なりとご相談ください。
※明日の日本を支える観光ビジョン構想会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko_vision/
※記載した情報は執筆時点(2017.12)のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
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