スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト。今さら聞けないスマホの操作方法まとめ

20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。

それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。

スマホの操作方法には、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウトなどスマホにはクリックだけではなく、色々な方法があります。
今回は、スマホ操作方法の用語について、紹介します。

目次

【タップ】(tap,single-tap)

使い方

指で、タッチスクリーンを、指先で軽く叩くこと。パソコンの操作でいう、クリックに類似します。
スマホでも、もっとも基本的な操作です。

使用事例

アプリを起動する際、画面を切り替える際に、タップをします。

【ダブルタップ】(double-tap)

使い方

タッチスクリーンを、指先で2回連続、叩くことをいいます。タップを二回する、ダブルクリックをするようなイメージです。

使用事例

文章コンテンツを読む際に、スマホ画面が大きすぎる、ないしは小さすぎて、読みづらくならないよう、枠内におさまるサイズに、縮小・拡大します。

【ロングタップ】(long-tap,long-press)

使い方

指先でタッチスクリーンを、しばらく指を離さずに、抑えたままでいることをいいます。力を入れすぎる必要はありません。また「ロングタップ」は、「タッチ 長押し」とも呼ばれています。

使用事例

ホーム画面のアイコンを、動かせる状態にすることができます。また、使用しているアプリの機能メニューを呼び起こすことも可能です。

【フリック】(flick)

使い方

タッチスクリーンに触れて、素早く指先を、上下左右の方向に払う(スライドさせる)ことが、「フリック」です。素早く動かす、弾くという意味があります。

また、弾く感覚よりも、指先を滑らして、上下左右の方向にスライドさせる操作は、「スワイプ」(swipe)といいます。「フリック」と「スワイプ」は、よく似ていますが、パソコンの操作で言い換えるのならば、それぞれに「ホイールスクロール」と「ドラッグドロップ」に近いと言えます。

使用事例

メッセージやメールなど、日本語で文章を作成する際に、「フリック」をして文字入力します。これは「フリック入力」と呼ばれています。
通常、テンキー入力なら、複数回タップをしないと出せない文字を、一回の「フリック」のみで、キーの周囲に表示、選択させることができます。慣れるには少し時間がかかりますが、慣れてしまえば、スピーディーな入力体験を実現します。

【引用:https://www.fast-ask.com/report/report-monthly-20150515.html

なお、株式会社ジャストシステムは、「フリック入力」の利用率が、スマートフォンユーザーの45.7%であることを発表しています。

さらに、「フリック」は、サイトが複数のページに及ぶ場合、画面を次のページに移動させたり、コンテンツのボリュームが多いページでは、画面を早く上下左右に、読みたい箇所まで、スクロールさせたりすることが可能です。

ほかにもスマホ起動時のロック解除にも、使用されます。

【ピンチ】(pinch)

使い方

2本の指で、タッチスクリーンを、つまむように操作することを、「ピンチ」といいます。
おもに、親指と人差し指を使うことが多いですが、使い慣れている指で大丈夫です。

2本の指をつまむようにして、間隔を狭くさせる操作を「ピンチイン」(pinch-in,pinch-close)といいます。一方で、2本の指を広げるように動かして、間隔を広げる操作が、「ピンチアウト」(pinch-out,pinch-open)です。

使用事例

画像や地図、webページなどを見やすいサイズに縮小・拡大する際に、使います。一度に「ピンチ」をして、一気に縮小・拡大させることも可能ですし、何度も「ピンチ」を繰り返すことで、最小・最大のサイズにさせることもできます。「ピンチ」させたまま、自分に適したサイズ感を調整できるのが便利です。

【ドラッグ】(drag)

使い方

「ドラッグ」とは、タッチスクリーンに指を触れたまま、意図する方向にスライドさせて行き、任意の位置で離すことです。パソコンの操作の「ドラッグ」と同一の操作です。

使用事例

アイコンやボタンを、移動させる際に、使用します。アイコンを動かせる状態は、「ロングタップ」をすると、作ることができます。

【マルチタップ/マルチタッチ】(pinch)

使い方

2本以上の指で、入力操作を行うことを「マルチタップ」といいます。同時に接触できる数は、機種ごとによって異なります。とりわけ、タッチスクリーンやトラックパッドなどの入力作業で、役立ちます。

使用事例

【引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.alexandru.piano.free

【引用:https://itunes.apple.com/jp/app/paper-jamz-drums/id417361065

もっともわかりやすい使用事例は、楽器アプリです。ピアノやキーボードの鍵盤、またはギターのコード、ドラム、打楽器など、同時に複数の指を使用するプレイスタイルに最適です。

【引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps&hl=ja

またGoogle Mapでも、「マルチタップ」で、ディスプレイをスライドさせたり、回転させたりすると、3D表示で立体的な地図検索体験を実現させてくれます。

【タッチアンドホールド】(touch & hold)

使い方

「タッチアンドホールド」は、タッチスクリーンに指をあてて、タップしたままの状態にすることです。

使用事例

アプリのアイコンを「タッチアンドホールド」させると、ホールドしたアイコンやWidgetを移動させたり、またホーム画面を編集モードに切り替えたりすることができます。

まとめ

タップタッチスクリーンを、指先で軽く叩くこと。■アプリを起動する際、画面を切り替える際。
ダブルタップタッチスクリーンを、指先で2回連続、叩くこと。■スマホ画面の縮小・拡大。
ロングタップ指先でタッチスクリーンを、しばらく指を離さずに、抑えたままでいること。■ホーム画面のアイコンを、動かせる状態にする。
■使用しているアプリの機能メニューを呼び起こす。
フリックタッチスクリーンに触れて、素早く指先を、上下左右の方向に払う(スライドさせる)こと。■フリック入力。
■画面を次のページに移動させたり、コ、画面を早く上下左右に、読みたい箇所まで、スクロールさせたりすることが可能。
ピンチ2本の指で、タッチスクリーンを、つまむように操作すること。■画像や地図、文章、webページを、見やすいサイズに、縮小・拡大する。
ドラッグタッチスクリーンに指を触れたまま、意図する方向にスライドさせて行き、任意の位置で離すこと。■アイコンやボタンを、移動させる。
マルチタップ/マルチタッチ2本以上の指で、入力操作を行うこと。■楽器アプリ。
■Google Map。
タッチアンドホールタッチスクリーンに指をあてて、タップしたままの状態にすること。■ホールドしたアイコンやWidgetの移動。
■ホーム画面を編集モードに切り替え。

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