20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。
それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。
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住んでいる場所や、旅行先のコアな情報を知りたい!と思った時に便利なのが『地域ポータルサイト』。
情報の内容は多岐にわたり、「グルメ情報」や「観光情報」のほか、「病院」「就職・求人」「官公庁情報」「地域コラム」など、地域ごとのさまざまな情報を知りたいというニーズがあります。
では、そんな『地域ポータルサイト』に求められていることは何でしょうか?
また、サイト運営における収益はどのように発生するのでしょうか?
20年以上ポータルサイト構築に携わる弊社の目線で、サイト構築についてはもちろん、成功事例や運用方法などを解説していきます。
弊社で制作を行う場合に必要なものも記載していきますので、良かったら参考にしてくださいね。
『地域ポータルサイト』とは、特定の地域の情報を発信するサイト。
「地元が好き!」という想いが詰まったサイトも多く存在していますよね。
しかし、”都市や地方の魅力を伝える”だけではなく、その情報が有益なものであり、且つ多くの人が求めている情報でなければ、サイトとして意味がありません。
そうなると、街づくりに役立つようなポータルサイトの構築が求められていると言えそうです。
以下のグラフをご覧ください。
引用元:国土交通省・国土のすがたの変化
日本が全国的に人口減少傾向なのはご存知かと思いますが、このグラフの通り、人口規模が小さい都市ほど人口減少率が高いのがわかりますよね。
地方の若者離れ、過疎化、シャッター街など、解決すべき課題が山積みなのは想像に難くないかと思います。
地域を活性化するために、魅力的な店舗の紹介やイベントの開催やワークショップなど、さまざまな対策が各地域で行われています。
そこで、重要な役割を果たすのが、地域ポータルサイトです。
ユーザーが地域の最新情報を効率的に収集することができるサイトですが、効果はそれだけではありません。
集客ツールやコミュニティツールとしても活用することができます。
今回は単なるローカルサイトではなく、地域を盛り上げていけるポータルサイト構築術をみていきましょう。
では、大阪の事例で見てみましょう。
「大阪 地域 サイト」と検索すると、このような検索画面になりました。
検索してみると、「大阪市」のサイトが出てくるまでに7つのサイトが出てきました。
それぞれのサイトを深掘りしてみましょう。
『大阪市サイト』
行政が運営しているサイト。
「くらし」「イベント・観光」「産業・ビジネス」「市政」という4つのカテゴリーからさまざまな情報を発信されていました。
月単位でのバナー広告の掲載もあり、マネタイズも考えられているようです。
観光情報に関しては、特設サイト『大阪公式観光情報』があります。
『City Do!』
「株式会社サイネックス」という地方創生プラットフォームを手掛ける企業が、”ふるさと納税、特産品、旅行など生活に役立つ地域情報サイト”として運営しています。
サイト内で紹介されている地域は全国各地で、各市単位での特集ページを掲載しています。
各市の病院施設やお店、公共サービスなど幅広く紹介されており、こちらの紹介に際して広告費という形でマネタイズしているようです。
『大阪市市民活動ポータルサイト シミポタ』
大阪市の情報に特化したポータルサイト。
こちらでは市のイベントや講座情報、ボランティア、助成金などが掲載されており、”大阪市での市民活動支援”のためにサイト運営しているようです。
サイト内でのマネタイズ方法はわかりませんでしたが、まちづくり企画を行っている企業のようです。
他にも、大阪の求人情報に特化した『オオサカジンJOB』や大阪の商店街紹介サイト『ええやん!大阪商店街』など、さまざまなタイプの地域ポータルサイトが存在することがわかりました。
行政が運営するポータルサイトと違うところは、内容があるジャンルに特化していたり、ブログ形式で紹介していたりと、自由度が高くさまざまなサイトの形があるところでしょう。
近年では行政が発信している特化型のサイトも増えているため、これからポータルサイトを開発するのであれば、行政との差別化も重要になってきます。
では、ポータルサイトのマネタイズについて触れていきましょう。
ポータルサイトの売上は、基本的に「広告収入」で成り立っていることがほとんどです。
アフィリエイト広告と違って、広告主を自ら開拓する必要はありますが、アクセス数を安定して稼げていれば、安定した広告収入を得やすいです。
掲載企業に魅力を感じてもらうためには、コンテンツの魅力を追求することが何よりも大切になってきます。
まず地域ポータルサイトについてリサーチをしていきます。
地域名などで検索して競合サイトを探す方法もありますが、競合サイトを特定しきれない場合は、Google検索で類似のコンテンツを発信しているサイトを探す方法があるので、ぜひ実践してみてください。
Googleの検索窓のURLの前に、以下のように「related:」と入力します。
今回は例として、京都の観光情報を発信するポータルサイト「京都府観光ガイド」の競合を探してみましょう。
「https://www.kyoto-kankou.or.jp/」のURLを入力します。
検索してみると、この通り『京都府ホームページ』や『京都じっくり観光』『京都市観光協会』『そうだ 京都、行こう。』『京都観光ポータルサイト e京都ねっと』といった、京都観光の情報サイトが表示されます。
競合サイトのアクセス分析をするのに便利なのが、『SimilarWeb』というツールです。
引用元:https://www.similarweb.com/
『SimilarWeb』に競合サイトのURLを入力すると、検索ランキング・訪問者数・平均滞在時間・平均PV・平均直帰率などがわかります。
また、流入経路も調べることが可能で、SNS・インターネット広告・検索エンジン・直接アクセス(ブックマーク・お気に入り)など、どこから流入しているのかが詳しくわかるため、集客の参考になるでしょう。
実際に『SimilarWeb』を使って、成功している地域ポータルサイトのアクセスを分析してみましょう。
例として、下記4サイトのアクセスを分析しました。
※分析結果は2024年10月時点のデータです。現在のデータとは異なる場合がありますのでご了承ください。
引用元:https://www.kyoto-kankou.or.jp/
京都府観光連盟公式サイトである京都府観光ガイドは、京都の観光情報が満載のポータルサイトです。
京都“府”全般の観光情報が地域ごとにわかりやすくまとめられており、季節に合わせたおすすめの観光地もピックアップされています。
予約ができる宿泊施設の検索もできるので、いくつもの予約サイトを見ながら比較する必要がなく、京都を観光するなら非常に便利なサイトとなっています。
直近3ヶ月間の合計訪問者数 | 225,226 | |
月間セッション数 | 75,075 | |
月間ユニーク訪問者数 | 52,154 | |
平均滞在時間 | 00:02:06 | |
ユーザー1人あたりの平均PV数 | 2.32 | |
直帰率 | 56.32% | |
主なアクセス元の国 | 日本 | 96.39% |
アメリカ | 2.40% | |
台湾 | 0.60% | |
主な流入経路 | オーガニック検索 | 74.49% |
ダイレクト(直接アクセス) | 19.88% | |
リファラル(他サイトからの流入) | 5.34% | |
主な検索ワード | 京都府観光連盟 | |
京都観光バス | ||
京都 観光 |
引用元:https://www.himeji-kanko.jp/
公益社団法人姫路観光コンベンションビューローが運営するひめのみちは、兵庫県姫路市の観光情報を発信するポータルサイトです。
おすすめスポットやイベント情報だけでなく、モデルコースの紹介も充実しているので、初めて姫路を訪れる方には非常に使いやすいサイトとなっています。
直近3ヶ月間の合計訪問者数 | 253,298 | |
月間セッション数 | 84,433 | |
月間ユニーク訪問者数 | 58,481 | |
平均滞在時間 | 00:01:18 | |
ユーザー1人あたりの平均PV数 | 1.98 | |
直帰率 | 68.25% | |
主なアクセス元の国 | 日本 | 98.89% |
アメリカ | 0.81% | |
台湾 | 0.30% | |
主な流入経路 | オーガニック検索 | 76.96% |
ダイレクト(直接アクセス) | 18.32% | |
リファラル(他サイトからの流入) | 4.59% | |
主な検索ワード | 姫路城 観光 モデルコース | |
姫路 観光 | ||
姫路観光 モデルコース |
引用元:https://www.rokkosan.com/top/
六甲山観光株式会社が運営する神戸・六甲山公式おでかけサイトは、六甲山で遊ぶための情報を発信するポータルサイトです。
おすすめスポットやイベント情報のほか、天気や気温、各施設の営業状況などもリアルタイムでお知らせしてくれるので、六甲山に行くなら大変便利なサイトとなっています。
直近3ヶ月間の合計訪問者数 | 731,461 | |
月間セッション数 | 243,820 | |
月間ユニーク訪問者数 | 137,234 | |
平均滞在時間 | 00:04:04 | |
ユーザー1人あたりの平均PV数 | 3.30 | |
直帰率 | 46.68% | |
主なアクセス元の国 | 日本 | 90.06% |
香港 | 4.10% | |
アメリカ | 2.17% | |
主な流入経路 | オーガニック検索 | 63.29% |
ダイレクト(直接アクセス) | 28.24% | |
リファラル(他サイトからの流入) | 7.32% | |
主な検索ワード | 六甲山 | |
六甲ガーデンテラス | ||
六甲山 アスレチック |
一般社団法人 北海道移住交流促進協議会が運営する北海道で暮らそう!は、北海道移住のポータルサイトです。
交流会や移住体験などのイベントのお知らせや、住まいや仕事の情報のほか、実際に移住した人の声など、北海道に移住を考えている人が必要とする情報が一通り揃っています。
資料請求やオンラインでの移住相談もできるため、ネットで調べるだけではわからない情報も収集できるサイトとなっています。
直近3ヶ月間の合計訪問者数 | 136,873 | |
月間セッション数 | 45,624 | |
月間ユニーク訪問者数 | 28,292 | |
平均滞在時間 | 00:01:31 | |
ユーザー1人あたりの平均PV数 | 2.44 | |
直帰率 | 73.20% | |
主なアクセス元の国 | 日本 | 100% |
主な流入経路 | オーガニック検索 | 81.18% |
ダイレクト(直接アクセス) | 15.82% | |
リファラル(他サイトからの流入) | 2.66% | |
主な検索ワード | 北海道 移住 | |
北海道距離と時間 | ||
北海道移住 |
以上のように人気の地域ポータルサイトを見ていくと、以下のような共通点があることがわかります。
もちろん地域ポータルサイトは他にも多数存在するため一概に言えない部分もありますが、月間何万人ものユーザーに利用されるポータルサイトは、その地域を良くしたいと考える企業が運営している、ユーザーにとって使いやすく便利なサイトであることがわかります。
では、ポータルサイトを構築する前にどんなことを考えておく必要があるのかを整理していきましょう。
地元のグルメ情報をまとめたポータルサイトを作って、サイトから予約できるシステムにしたい。
このエリアでできる体験に関する情報を集めたポータルサイトを作って、地域活性化に貢献したい。
地域ポータルサイトを立ち上げたいと思った場合、このようなアイデアがあることと思います。
しかし、いきなり何も調べずにコンテンツを組み立てていくのはオススメできません。
まずは、同じ地域で同じような情報を発信しているサイトがないか、検索上位にはどんなサイトがヒットしているのかをリサーチしていきましょう。
競合他社が地域ポータルサイトをリリースしたから、自社でも立ち上げたい!
このように、「地域ポータルサイトを立ち上げること」自体を目的としてしまうと、ほとんどの場合失敗に終わります。
地域ポータルサイトを立ち上げるのは、あくまで一つの手段です。
「観光におすすめのスポットがたくさんあるのに知られていないから、一人でも多くの人に良さを伝えて地域活性化に貢献したい」など、ポータルサイトを立ち上げることで地域にどう影響を与えたいのか考えましょう。
対象とする地域だけではなく、どの層をターゲットにするかも決める必要があります。
その地域に興味がある人なら広く浅く、老若男女問わず使えるサイトにしたい!
という考えもあるかと思いますが、「万人受けしたい」と考えると誰にも刺さらないサイトとなり、高確率で失敗するので注意しましょう。
具体的にターゲットを決めるには、下記について考える必要があります。
一口に地域ポータルサイトと言っても、地元民と観光客と移住者では必要としている情報が大きく違います。
また、それらが共通していても性別や年齢層によっても求める情報は変わるはずです。
大まかなターゲット層だけではなく、ペルソナも設定しましょう。
ペルソナとは、ターゲット層の人物像を具体的にしたものです。
そのポータルサイトを利用するであろうユーザーは、どんなライフスタイルで休日はどう過ごしており、潜在的には何を求めているかなど、実際に存在している人物として描き出していきます。
するとターゲット層が「どの時間帯に、どんな調べ物やどんな購買活動をするのか」が見えてきます。
その行動にあわせたコンテンツを配信することで、集客や収益につながりやすくなります。
例えばつくばちゃんねるはつくば市民向けのポータルサイトですが、病院や保育園や習い事など、その地域で生活している人が必要としている情報がメインになっていることがわかります。
ターゲットが具体的に決まっても、まだコンテンツを組み立てるのは早いです。
既に同じターゲットに向けた競合サイトが存在することがほとんどだからです。
後発で同じことをしても成功する可能性は低いため、既存の競合サイトと差別化をはかる必要があります。
差別化する方法の具体例としては、以下の通りです。
紙媒体のタウン誌から始まった日刊KELLYも、「名古屋」という地域に加えてターゲットを30歳前後の女性に設定することで、差別化に成功しています。
サイトの方向性が定まってきたら、具体的な目標を決めていきます。
新規でポータルサイトを立ち上げる場合、一般的には下記の数値が目標とされることが多いです。
漠然と「アクセス数をあげる」ではなく、「リリースから1年後に月間PVを10万にする」など、具体的な目標を設定します。
期日も決めると、ロードマップが見えてきます。
どのフェーズで、どんな対策をすれば良いかが定まってきます。
ここまで決まったら、ようやく「どんなコンテンツを揃えるか」を考える段階に入ります。
ターゲットによって必要としている内容は変わりますが、一般的にポータルサイトといえば下記のコンテンツを基本としていることが多いです。
地域ポータルサイトであれば、内容にもよりますが下記のコンテンツも欲しいところですね。
観光客をターゲットにしたサイトなら、外国語の対応もしておきたいところです。
この段階では具体的なターゲットや、競合と差別化する方法が決まっているはずなので
「ターゲットがどんな情報を必要としているか」を想像して、揃えるコンテンツを決めていきましょう。
どんなコンテンツを揃えるか決まったら、そのコンテンツを掲載するために必要な機能を考えていきましょう。
一般的に、ポータルサイトに最低限必要とされている機能は下記の通りです。
「地域ポータルサイトに欲しいコンテンツ」から考えるなら、下記の機能も欲しいところです。
必要な機能は「このコンテンツを掲載したいからこの機能が欲しい」といったように、コンテンツから考えることをおすすめします。
「競合にない斬新な機能があれば便利そう」など、機能の実装を目的としてしまうと、本来は不要だったはずなのに実装して無駄に開発費が高くなったり、ユーザーにとって価値のない機能になってしまうからです。
ポータルサイトは作って終わりではなく、リリースしてからが本番です。
リリース後にどうやって集客していくのかを考えていきます。
『SimilarWeb』で調べたように、ポータルサイトへユーザーが流入してくる主な経路は、検索エンジンや外部サイトです。
どのような方法で、アクセスを促すことができるでしょうか。
検索エンジンからのアクセスを増やすのに重要なのは、キーワードの選定です。
いわゆるSEO対策を行うことで、ポータルサイトの集客につながります。
キーワードを探す上で有力なツールに、「Google広告」内の『キーワードプランナー』や『Googleトレンド』があります。
『キーワードプランナー』は、検索ボリュームや関連キーワードを調べることが可能です。
キーワード候補として「しまなみ海道」を『Googleトレンド』で調べてみます。
引用元:Googleトレンド
『Googleトレンド』は、Google での最新の急上昇ワードを、視覚化されたデータとして出してくれます。
周囲での人気度の動向や、地域別人気度、人気関連キーワードを調べることが可能です。
「しまなみ海道」というキーワードで調べてみると、「尾道 街道」「サイクリング」「しまなみサイクリング」「しまなみ海道 観光」「しまなみ海道 自転車」などの関連キーワードが表示されます。
これらの関連キーワードは、記事や特集を組み立てる上での参考になります。
しかし、人気のキーワードの上位には、大手の旅行サイトやキュレーションメディア、行政のサイトが多数表示されていることが多いです。
リリースしたばかりのサイトが上位に表示されるには、どうすれば良いのでしょうか。
結論から言うと、リリースしたばかりのサイトを検索上位に表示させる方法は下記となります。
細かく言えば上記以外にも気をつけるべき点はありますが、検索エンジンからの流入を増やしてポータルサイトの集客につなげるには、これらをすべて兼ね備えたコンテンツをどれだけ多く揃えられるかが鍵となります。
SEO対策はすぐに効果が表れるものではないため、効果が表れるまでに最低でも3ヶ月はかかることは予め受け入れて対策をする必要があります。
ポータルサイトの流入経路として、検索エンジンからの流入に次いで多いのが外部サイトからの流入です。
外部サイトからの流入を増やす方法としては、下記が挙げられます。
無料でできる方法ばかりではありませんが、SEO対策は効果が表れるまでに時間がかかるため、外部サイトや広告なども併用して集客を行うことをおすすめします。
地域ポータルサイトであれば、下記のサイトを利用して集客するのがおすすめです。
広告を掲載するならバナー広告よりも、サイトの魅力を詳細に伝えられる記事広告(PR記事)がおすすめです。
掲載期間が決まっているものと、サイトが閉鎖されない限り永続的に掲載されるものがあるので、可能であれば後者のサイトの記事広告をおすすめします。
X(Twitter)やInstagramなど、SNSでの集客は無料でできるため、活用しないのは損です。
有料で広告を掲載することもできます。
SNSを運用する場合も、「ターゲット層が必要としている情報」が何かを考え、それを発信していくことで、フォロワーが増えてサイトの集客に繋がっていきます。
ただ運用すれば良いわけではなく、お知らせのみのアカウントや、スタッフの日常などは投稿しても伸びにくいです。
ポータルサイトの多くは記事コンテンツがあるので、記事の内容をSNS向けに簡略化したものや、ユーザーの視覚に訴求できる観光スポットやグルメの写真を投稿するのがおすすめです。
ポータルサイトはWEBサイトのため、WEBでの集客がメインとなりますが、地域ポータルサイトであればリアル(オフライン)での集客もやって損はないでしょう。
リアルでの集客はその特性上、効果測定がしづらいので、あくまで「認知拡大」を目的として行うことをおすすめします。
地域ポータルサイトに限らず、ポータルサイトが成功するかどうかは構築前にほとんど決まっていると言っても過言ではありません。
ターゲット層が具体的に決まり、どんなコンテンツを掲載するか、どうやって集客するかなど、準備をしっかり行ってから本格的にサイトの構築を行っていきましょう。
サイトを構築していくために必要なものは下記となります。
契約関係
サイト内で使用する素材
自社で準備できるものはしておくことをおすすめしますが、内容や予算にあわせて開発会社に相談した方が良い場合もあります。
サーバーなどは知識がないと難しい部分もあると思いますので、弊社では想定されるサイトの規模や機能に合わせて提案させていただいています。
弊社でのサイト構築のプロセスになります。
他社様では細かい部分が違ってくることがありますが、参考にしてください。
ご依頼いただいた内容を基に、見積書を作成いたします。見積もり内容に納得いただき発注いただけましたら、正式に契約となります。
要件定義にてご依頼内容の詳細を詰め、お客様がイメージされているものを具体的にしていきます。
その後、具体的に決まった内容をシステム・デザイン面の要件としてまとめる概要設計を行い、詳細設計にて概要設計の内容を、開発時の設計書まで落とし込んでいきます。
設計書に沿って、実際に構築をしていきます。
テスト段階では、要件定義・設計にそって開発できているか、動作不具合がないかをまず社内で確認いたします。
次にお客様にも要件定義の内容を満たしているか、動作不具合がないか、品質に問題がないかをご確認いただきます。
お客様によるご確認で、新たに発生した軽微な修正も行い、その修正に対してテストを行うことを繰り返していきます。
テストが完了したら、いよいよサイトのリリースです。
注意したいのは、テスト段階で発生しなかった不具合などが発生する可能性があることです。
これはテスト段階とは違い、同時に多くのユーザーがアクセスすることで初めて表面化する不具合があるためです。
リリース後の不具合には迅速に対応し、安定して運用ができる状態にしていきます。
ポータルサイトの制作費用については、弊社で制作する場合は下記が目安となります。
初期費用:250万円~
(内訳:デザイン・コーディング: 100万円~ / システム開発: 150万円~)
月額費用:4万円~
(内訳:お問い合わせ対応 / サービス監視 / 問題発生時の原因調査・復旧対応)
※サーバー・ドメイン・SSL・メルマガ配信ASPに関する費用は除く
必要な機能や納期によって大きく変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
必要な機能によって変わりますが、最短で2か月程度となります。
弊社はポータルサイトの開発を得意としており、何かと必要な機能が多く納期が長くなりがちなポータルサイトも短い納期での開発が可能です。
他社で断られた場合でも、お気軽にお問い合わせください。
弊社で今までにお客様からいただいた相談の中で、よくある質問とその回答をまとめました。
見積の範囲内でできる内容であれば、対応可能です。
当初の見積の範囲を越えた変更をする場合は、別途費用を請求させていただきます。
弊社は開発だけでなくWEBでの集客支援も行っていますので、戦略についてもお気軽にご相談ください。
マーケティングの知識がなくても、お客様の目的やご希望をヒアリングし、実現できるプランを提案させていただきます。
もちろん、サイト構築後もサポートいたします。
保守が続く限り不具合の修正などに対応させていただくほか、アクセス数を伸ばしたいなどのご相談も承ります。
別途費用をいただきますが、対応可能です。お気軽にご相談ください。
地域ポータルサイトはPCよりもスマホで閲覧するユーザーが圧倒的に多く、スマホの最適化は大前提として行いますのでご安心ください。
スマホで閲覧した際の表示スピードや軽さへの対応が、検索順位にも大きく影響します。
ターゲットユーザーやサイトで取り扱うテーマによっては、スマートフォンよりもPCでの最適化を優先した方が良い場合もありますので、お気軽にご相談ください。
20年以上Web構築に携わる弊社の目線で、競合分析や運用、サイト構築のフローについて詳しく解説していきました。
地域ポータルサイトは数多くありますが、結局のところ、勝負すべきところは独自性です。
自社の魅力を最大限発揮できるような地域ポータルサイトを作りたいとご希望の企業さまは、ぜひ一度弊社へのご相談もご検討いただけると幸いです。
WEB事業でお困りではありませんか?
サイトのアクセスが増えない……集客って何をすればいいの?
システムを作るなら損したくない!
新規事業を立ち上げたい!補助金は使える?
WEB業界・人材業界で創業20年以上、経営支援を行ってきました。
システムの開発のほか、補助金の申請支援や集客代行も承っております。
お気軽にご相談ください。
\ 小さなことでもお気軽に /