あなたのサイトは大丈夫?ポータルサイトSEOでありがちな7つの勘違い
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こんにちは、代表の中山です。
東京・大阪を拠点に20年以上、ポータルサイトや求人サイトをはじめ数多くのWEBシステムの開発を行ってきました。
そんな中で、自社のエンジニアだけではリソースが足りない&自社の分野と違う案件は協力会社に依頼することも多いです。
20年の間に失敗した経験も数多くあり、それらを踏まえて行き着いた「システム開発会社の選定ポイント」を今回紹介します。
システム開発会社選びは発注側に知識がないと難しい部分も多く、どこに依頼すれば良いのかわからない人も多いと思います。
発注企業側・開発会社側のどちらの経験もあることから、非常に参考になる記事だと思いますので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。
システム開発会社と一括りにいっても、集客やマーケティングには強いけどセキュリティがボロボロだったり、システムは作れるけどユーザーのことを意識していなかったり(エンジニア上がりの社長の会社に多い)と、ある意味当然ですが会社によって得意なことと不得意なことが違います。
しかし、どの会社も(弊社も含めて)サービスサイトやLPでは基本的に良いことしか言いませんので、問い合わせてみないとわからないことがほとんどです。
1社だけで決めてしまうのは危険なので、複数社に問い合わせて見積をとることをおすすめします。
複数の開発会社に問い合わせたら、それぞれを下記のポイントに基づいて評価します。
まず、僕が開発会社を選ぶ際は設立が浅い会社は避けています。
設立してから間もない会社は開発を途中で投げ出したり、社内の事情で開発が大幅に遅延するケースが多かったです。
設立からある程度の年数がある会社は、途中で何かあってもなんだかんだ大幅に遅れることなくやりきってくれます。
開発を途中で投げ出したり大幅に遅延する会社は「会社は信用で成り立っている」ことをあまり理解していないように思います。
前述の設立年数の項目で話したことと重複しますが、ただ設立年数が多ければいいわけではなく、設立年数以外で会社の安定性と信頼性も確認しておくべきです。
具体的には下記を見て、きちんと納品までやりきってくれそうかを見極めています。
設立年数は長くても、会社の財務状況が危うかったり、業界内での評判が良くないところはやめておいた方が良いです。
代表のプロフィールが記載されていない、記載されていても名前くらいしかない会社は対応がいい加減なケースが多かったので、こういった会社には依頼しないです。
この経験を踏まえて、セルバではきちんと載せるようにしています。
システムを作るのはあくまでビジネスのための手段です。
そのシステムを利用するビジネスについて詳しくない会社に依頼すると、提案自体ができないか、できたとしても的はずれな提案をされることがほとんどです。
そういった会社に依頼してしまうと、出来上がってきたものが「なんでここでこういう動作なんだ!?」のようになりがちです。
ほとんどの開発会社ではHPに制作実績を載せているので当然チェックしている方は多いと思いますが、知識がないと「大手企業の制作実績があるか」を見てしまいがちです。
しかし実際に重要なのは、作って欲しいものと類似の制作実績があるかです。
提案力や技術力があっても、初めて作るシステムだと的外れなものになることが多いです。
クライアントの意向でHPに載せていない場合があるので、その場合は問い合わせの際に聞いてみると教えてもらえます。
これは発注者側に知識がないと見極めが難しい部分ですが、エンジニアは知識≒技術力と言っても過言ではありません。
実際に開発を行うエンジニア全員が未経験者同然など、避けたい事態ですが珍しくないのが現状です。
使用予定の技術(CMS、フレームワークなど)が決まっている場合、その技術に関する知識が豊富か、最新の技術トレンドへの対応力があるかなどを確認することで、防げる可能性が上がります。
最近は個人情報漏えいなどがあるとニュースにもなり、世間にも厳しく見られます。
個人情報漏えい事故を起こすと致命的。
セキュリティ対策をしっかりして構築しているかはかなり気を付けてみますし、実装するエンジニアにもヒアリングして確認しています。
どういう部分をヒアリングすればいいかは「セルバがプログラム開発する時のチェックシート」を公開しているので、参考にしてください。
担当者のコミュニケーション能力が低いと発注者の望むものを形にできないので、コミュニケーション能力も重要です。
実際に担当者と話してみることである程度はわかりますが、初回の問い合わせへの対応が迅速で丁寧なところはきちんと仕事をしてくれます。
逆に言えば、初回の問い合わせへの対応が遅かったり雑なところは要注意です。
初回の問い合わせへの対応に問題がなければ、要件をしっかりとヒアリングしてくれるか、技術的な説明をわかりやすく行えるかなどを確認します。
見積書を見ても「何にいくらかかるのかよくわからない」会社は安くてもやめておいた方がいいです。
「この機能を実装していくらかかる、これに対応していくらかかる」のがわかりやすい見積書が理想です。
具体的には、下記を見て判断しています。
システムは作って終わりではないので、リリース後のサポートや保守についても契約前に確認しておきます。
以下については必ず確認しましょう。
保守費用に対してサポートが薄すぎる場合は要注意です。
当然と言えば当然ですが、作りたいシステムの規模に対してチームの人数が少なすぎるところは、開発が遅延したり質が悪い可能性が高くなります。
チームの人数は多いほどいいわけではなく、規模に対して人数が多すぎるところは無駄に費用を上乗せされている可能性があります。
経験が浅いメンバーが多すぎないかなど、チームメンバーの経験やスキルレベルも確認しておきましょう。
何かあったときに、社内でバックアップできる体制ができているかも重要です。
契約を締結する前に、契約条件は双方納得いくまで話し合い、不透明な部分が無いようにします。
よく確認しないまま契約してしまうと、後でトラブルになる可能性が高くなります。
実際に開発会社を選ぶときに使えるように、チェックシートを作りました。
以下からダウンロード出来ます。参考にしてください。
システム開発で発注先をミスしたら、何百、何千万円の費用と費やした時間を無駄にします。
今回紹介したポイントを意識して、ぜひ複数社から話を聞いて見積もりをとり、提案内容を比べてください。
その内の1社にセルバも含めていただければ幸いです。
過去に多くのポータルサイトを作って得た知見と、最新事例を数字を含めて共有させていただきます。
今回の記事を見ても、知識が足りず開発会社選びが難しいこともあると思います。
そんなときはセルバまでお問い合わせいただければ、開発会社の選定代行を無料でさせていただきます。
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