仕事を休みがちな新人が多い!?欠勤の理由と新人側・企業側の対処法

20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。

それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。

新入社員が仕事を休む頻度が高いという現象が、多くの企業で見受けられるようです。

これは企業にとって、業務の進行やチームのモラルに大きな影響を与える問題です。
この記事では、なぜ新人が欠勤することが多いのか、その理由を深堀りし、どのように対処すべきかについて具体的な対策を紹介します。

弊社でも人材事業を行っていますが、人材サービスを扱う企業としては、知っておいて損はありません。

目次

欠勤が多い現状について深堀!

このように、「新人の欠勤が多くて困っている」といった声が散見されます。

本当に体調不良になってしまうと、休まざるを得ない現状があるというのは理解できますが、何度も休まれてしまうと仕事を任せにくくなってしまうことも事実としてありますよね。

どのくらい休むと”欠勤が多い”と思われるのか?

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13264266323

引用元:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3605078.html

引用元:https://contents.jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/11175017146/

このように、多くの先輩社員や経営者の方が新人の急な休みについて質問している内容が散見されました。

内容を見ていると、月に1〜2回だったり、まとめて1週間の休みだったり、休む頻度はまちまちですが、最低でも月1回が毎月続くようであれば、上司は気になってくるようです。

新人の欠勤理由とは?

では、新人が休む理由を詳しく分析してみましょう。
新入社員が休む理由は、この2点によるものが多い印象です。

  • 体調不良によるもの
  • 家庭の事情によるもの

この理由が本当なのかはさておき、一つひとつの理由について詳しく考えてみましょう。

体調不良による欠勤

新入社員が体調不良を理由に欠勤することは少なくありません。
特に、入社後数ヶ月以内に5日以上休むケースが多く見受けられます。
これは、新しい環境に適応する過程で、身体的に疲弊しやすくなるためだと考えられます。

私が新卒の頃には、入社して3ヵ月の間に、2回ほど急性胃腸炎で休んでしまったことがありました。
新しい環境に入ったり、生活リズムが変わったりすると、身体はストレスを感じてしまい、それによって免疫力が低下するので、どうしても体調に出てしまう場合があります

家庭の事情による欠勤

例えば、身内の不幸があったり、住宅のトラブルでどうしてもその日でないといけない場合は致し方ないですが、入社してしばらく、試用期間中などは特に、日をずらして対応できるような家庭の事情の場合は欠勤せずにできる方法を考えるのがベストです。

新人の立場に立って考えてみると、やむを得ない急な休みは、真面目な人ほど「極力休みたくないけど、出社することで迷惑をかけることも避けたい」と思う人も多いです。
出社しても少し休めば回復しそうな体調不良であれば欠勤する必要はないと思いますが、出社することでよりマイナスに転じてしまいそうとなった場合は、詳しく事情を上司に報告したうえで、ゆっくり休むほうが良いでしょう。

ストレスとのうまい付き合い方

「ストレス」と一口に言っても、その内容はさまざまです。
どのようなストレスがあるかを理解して、それぞれのタイプに合わせた対処法を考えてみましょう。

考えられるストレスの原因▼
  • 「慣れていない」という精神的な不安
  • 生活リズムの変化による疲労
  • 人間関係のトラブルによる疲労・不安
  • 自分を追い込みすぎる性格

これらの要因により、自覚症状なくストレスを貯めこんでしまうことが多くあります。

ストレスをうまく発散できれば問題ないのですが、特に社会人になりたての人などは、ストレスの発散方法もわからずに自分を追い込んでしまうケースもあります。
それによって自律神経が乱れやすく、疲れやすくなってしまったり、免疫力が落ちて体調不良を起こすことになってしまいます。

では、これらのストレスとどのように付き合っていけばよいのか、具体的に考えていきましょう。

考えられる対処法▼
  • 早寝早起きを習慣にして、体調を整える
  • 不安や疲労を貯めないように、休みの日は自分に合った方法でアウトプットする
  • 職場でつらいことがあったら、先輩や身近な人に相談する

身体の基本は心です。心が整うように工夫をすることは、ある意味で仕事の一環とも言える重要なことです。
自分で心の管理ができるようになれば、自ずと体調も整いやすくなってきます。

私が新卒の頃は、慣れない職場環境やプレッシャー、初めての一人暮らしによる暮らしの環境変化が大きく、それによって体調を崩すことがありました。
しかし、休みの日はひたすら寝たり、仕事でのしんどさを身近な人に話すことで少しずつストレスが減っていき、翌年からは年に1回休むかどうか位になっていました。

新人の今は不安だらけだと思いますが、自分のできることを少しずつやってみて対処していくと、どんどん状況は良くなるので、不安になりすぎずに、休む時は体をしっかり休めることも大切です。

企業側の対処法を考察!

新入社員の欠勤問題を解決するためには、企業側が積極的に対策を講じる必要があります。
具体的な対策について考察していきます。

欠勤理由「体調不良」から考える対処法

新人が体調不良で休んでいる場合、その人の体調管理不足にもちろん原因はあります。
しかし、慣れない環境でがんばっている彼らにとってよりよい環境をつくることで、そういった急な穴あきを防ぐことができる可能性が高まります。

対処法として効果的な”企業側の意識改革”▼
  • 新人が相談しやすい環境づくり
  • 教育者1人に任せる体制ではなく、会社全体で新人教育に取り組める企業体制づくり
  • 職場環境について、上司・部下両方の立場に聞き取りができる体制づくり

新人が体調不良を訴えて休むというのは、多くの場合ストレスが原因です
ストレスの発散方法が確立していないうちは、なかなか自身のコントロールができず、体調不良となって出てきてしまうことがあります。

あまりに多くの新人が体調不良による休みを訴える場合は、社内の環境に問題がある可能性を考え、新人にとって働きやすい環境に変えていくことが大切です。

社内の環境改善を共有する際は”徹底的に”

経営側が社内の環境を変えるために、1on1ミーティング(上司と部下が行う定期的な面談)の実施やOJT教育(現場で仕事をしながら、上司が理解度や気持ちを随時確認していく教育法)を取り入れることは大切ですが
何よりも大切なのは、それらを行う目的を社内で徹底的に共有できているかです。

手法を取り入れただけで、実践する社員たちが意味を理解していなければ、せっかく取り入れた教育方法もうまく活用できず、結果的に新人にしわ寄せがいってしまう恐れがあります。
新しい手法を導入する際は、社員の理解度を深めるために面談などを行って、一人ひとりの不安点や不明点を徹底的に潰しておきましょう

まとめ

仕事を休みがちな新人が多い問題について、新人側と企業側の2つの視点で考察していきました。
新卒として社会人デビューする人や、新しい職場で働く人にとって、入社して間もない頃の欠勤は避けたいものであるはずです。

それは企業側も同じように考えていることですし、全く対処法がないというものでもありません
「欠勤が多いから嫌われているのでは」「欠勤が多いから仕事を任せられない」といった双方の声にどのように対処していくかは、経営において企業の力量が問われる、大切な部分であると考えます。

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参考:若手社員の人材育成のポイントとは?新人との関係性構築のコツや取り組み事例をご紹介|トラログ

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U・Aのアバター U・A WEBマーケター

広告営業→誌面編集→販売接客→マーケティングと様々な経歴を持つ1児の母。
子育てしながらも、自分の想像力を活かした仕事がしたいと、マーケティング未経験者ながらセルバに入社。
日々勉強しながら、SEO対策などに従事。

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