20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。
それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。
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近年、「Web制作は儲からない」と言われることが増えてきました。
そんな中出てきたのが、Web制作会社にとって脅威ともいうべき「ノーコード」のツール。
システムエンジニアの持つプログラミング技術がなくともWebサイトを作成できると、企業の経営陣のなかで話題に挙がっています。
今後、このような脅威によってWeb制作会社はどうなっていくのかを、WEBシステムの開発を行っている企業の視点から考察します。
結論から言うと、Web制作そのものは特別利益率が低いビジネスではありません。
今や世界に15億以上もWebサイトが存在する時代。
今後もどんどん求められていくサービスなのではと思いきや、「Web制作は儲からない」と言われることも増えてきましたが、それは何故でしょうか。
まずはX(旧Twitter)に出てくる意見を見てみましょう。
たしかに、意外と労力がかかる仕事なのに、あまり認知されていないもので「安価でやってくれる」と思っている人もいるんですよね。(弊社も経験があります……)
そして無形商材でありながら技術職でつくるものなので、実績がないことにはいただける報酬も少なくなってしまうことが、大いにあります。
なので、経験を積んだ後に「フリーランスでやっていきます!」と言うWebデザイナーやエンジニアも結構いるのですが、「やってみたら意外と儲からなかった・・・」と諦めてしまうケースも珍しくありません。
価格設定もかなり自由度の高い商材なので、安くで提供している個人の方や企業があることで、価格競争が起こり「稼げない」と感じることもあるようです。
「ノーコード」というのは、プログラミングを一切使わずにWebサイトやアプリ制作を行うことです。
システムエンジニアの技術がなくともWebサイトを作れると、近年話題になっています。いわば、”誰もが制作者になれる”というわけですね。
そんなノーコードは、2018年頃から国内で本格的に広まってきて、よく知られるサービスとしては「STUDIO」や「kintone」などが挙げられます。
しかし、誰もが制作できてしまうと、市場はどうなるのでしょうか?
では、IT業界としては、これからどのように変化していくのでしょうか? 今までの傾向も踏まえつつ、今後を予想していきます。
まずは、ノーコードが世に出てくる前の2017年頃の業界について詳しく見ていきます。
企業によるクラウド利用が一般化、市場の急拡大が続いている。(中略)自社でシステムを構築するより、つねに最新技術が利用できるクラウドを使うほうが合理的との判断もある。クラウドの一部利用から全面利用に移る動きも目立つ。
引用元:『会社四季報 業界地図 2018年度版』
このように、システムのクラウド化が進み始めた時期ですね。これによってIT業界にはこのような影響が出ているようです。
AWS(アマゾン ウェブ サービス)といった、クラウドを活用した新サービスの台頭も脅威だ。既存システムの更新・メンテナンスを主体とした大手はかつてない競争と環境変化にさらされている。
引用元:『会社四季報 業界地図 2018年度版』
AWSでは、システムやサイト構築も自社で簡単にできると話題を集めていたクラウドサービスです。
クラウドの登場によって便利な世の中になりましたが、それと同時にIT業界では脅威とも言われていました。
では、時を進めて現在(2024年)のIT業界はどうでしょうか。
大手企業が注力しているのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルの領域。システムを受託開発するだけでなく、顧客企業の経営戦略策定にも幅を広げ、システムとセットでの提供を増やそうとしている。
引用元:『会社四季報 業界地図 2024年度版』
このように、大手企業は”御用聞き”の受託開発ではなく、コンサルタントも含めた開発事業で顧客獲得の幅を広げようとしているんですね。
実は、弊社でもこのようなサービスは行っていて、Webサイトの構築だけでなく、しっかりと事業のヒアリングを行ったうえで一緒に事業をつくっていくようなスタンスで、サービス提供しているものがあります。
PR TIMESでも紹介されているので、ぜひご覧ください。
先ほど現在の傾向でも触れていきましたが、今後はコンサルタントを含めたWebサイト構築のスタイルがどんどん広がっていくと予想しています。
顧客の要望通りにただWebサイトを作るだけではなく、顧客と一体になってマーケティングをし、市場に合った開発を進めていく必要が出てきています。
そんな中、今別の話題も挙がっています。
それが、「Web3」というものです。
これは、2018年からスタートしていた「ブロックチェーン時代」の情報発信概念です。
今までは誰でもSNSから情報発信できるがゆえに、データは大手IT企業が一括管理しているという状況で、セキュリティ面でのリスクが問題となっていました。
しかし、Web3になって、「ブロックチェーン」という技術によってデータの管理が分散できるようになり、よりセキュリティ面で安心して利用できるようになってきました。
現在は、エンタメ業界によってこの利用が活発化していて、遊びながら稼いだゲーム上での資産を管理するのに注目されているようです。
また、金融機関での利用も活発化しているようで、今後はさらに様々な業界での利用が注目されると思うので、IT業界としてもこの機会は見逃せないですね。
フリーランスとして、個人でもWeb制作の仕事で活躍する人が多い時代になりました。
「ノーコード」が広まってからは、特にプログラミングスキルがなくても制作できてしまうという点でも、フリーランスで活躍していく人はますます増えることでしょう。
そんな中Web制作会社に求められるのは、以下の3点だと考えます。
これは、すべてを個人でやろうと思うとかなり労力を使いますし、スキルも必要になってきます。
企業としては、様々な特徴を持つ人材を活用してこそ、より質が高く、顧客の満足度が高い仕事ができるのではないかと考えています。
ここまで、近年広まっている「ノーコード」を皮切りに、「Web制作会社は儲からないのか?」という世間での疑問について見ていきました。
IT業界では、今までも様々な脅威が立ちはだかってきましたが、その都度形を変え、生き残ってきた企業があります。
時代の流れは本当に早いものですが、その流れを作っているのもIT業界。
Webサイトは企業にとってなくてはならない存在になった現在、どう顧客と向き合うかで、儲かるのかどうかも変わってくるのではないかと、弊社としては考えています。
今後、より多くの企業に求められ、寄り添った企業支援ができるように、成果物のクオリティは常に上げていくことを意識しています。
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広告営業→誌面編集→販売接客→マーケティングと様々な経歴を持つ1児の母。
子育てしながらも、自分の想像力を活かした仕事がしたいと、マーケティング未経験者ながらセルバに入社。
日々勉強しながら、SEO対策などに従事。