20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。
それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。
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キットカット、カントリーマアム、アルフォートなど、子どもから大人まで親しまれているお菓子は数多く存在します。
ですが、昨今では「あれ、小さくなった?」とSNSで話題になることが度々あります。
なぜ人気のお菓子が小さくなったり、内容量が減ったりしてしまっているのでしょうか?
その理由と人気のお菓子の現状についてまとめています。
結論から申し上げますと、お菓子が昔と比べて小さくなっているのは「ステルス値上げ」あるいは「シュリンクフレーション」呼ばれる手法を採用したからです。
「ステルス値上げ」「シュリンクフレーション」とは、価格を変えずに内容量を減らすことで売上を立てるマーケティング手法です。
現在、原材料の高騰などもあり、値上げをしなければ売上げを立てることが難しくなっています。
しかし、いきなり値上げをしてしまうと消費者は購買から離れてしまい、売上に大きなダメージが発生します。
この購買離れを防ぐために、値上げをするのではなくサイズダウンをし、原価を抑えることで売上を立てていると考えられます。
製造業者はお菓子が小さくなった理由を、原材料の価格上昇や製造コストの上昇だと消費者へ説明しています。
本来、消費者にとって製品の価格が変わらずに内容量が少なくなることは好ましくありませんが、このような説明をすることでサイズダウンを納得せざるを得ない状況にしています。
実際に小さくなったお菓子にはどのようなものがあるのでしょうか?
特に人気で印象的なお菓子を15個紹介させていただきます。
キットカットは2020年9月にサイズダウンしましたが、2021年11月に枚数を1枚減る代わりにサイズが戻っています。
しかし、サイズダウン前よりも内容量は少し減っているため、「元に戻っただけだ」とSNS上で大きな話題となりました。
チョコボールは約29年前は1箱当たり約34gでした。
しかし、現在は約25gまで減っており、9gも少なくなっているようです。
ポッキーは太さも内容量も年代ごとに変化しており、一番多いときが2004年ごろの約100gです。
現在は大きく減り約68gまで。
ただ、ポッキーは種類が多く本数も種類によって違いがあるため、内容量の変化はそれほど気にならない人も多いかと思います。
アルフォートは枚数がもともと少ないこともあり、目に見えて小さくなったことで大きな話題となりました。
ホワイトチョコレートはそのまま食べるだけでなく、バレンタインなどのイベントで溶かして使う方も多く、分量に大きな違いが出ます。必要な購入数に違いが出るため、量の減少は際立っています。
小さくなったお菓子の中でも代表的なものです。大きさが見るからに違うためSNSでも話題となりました。
バタークッキーは元々100円以下で変えるコスパのよいお菓子でした。
しかし、現在は内容量減少し、値段も上がっているため、批判の毛声も多いようです、
プリングルスは衝撃的な量の減り方です。約48gも量が減っており約3分の1の量が削減されています。
昔からのプリングルスファンは驚かれた方も多いと思われます。
5gほどの減少ですが、袋の中の空白が大きくなったことで、少なくなったと感じる人が多かったようです。
うまい棒は小さくなった印象よりも値段が上がった印象の方が強いようです。
以前は10円ぴったりで買えていたため、11円に上がって困惑した方も多いようです。
ベビースターラーメンはもともとの味が濃いこともあり、満足感と食べ応えが高く、量が減っていても気にならない満足感があるようです。
ハッピーターンは大きさは変化が無いようですが、袋内の量が数枚減少しています。
明治のミルクキャラメルは昔ながらの懐かしさを感じる優しい甘さのキャラメルです。
大きさも量もちょうどよく、あまり量が減っていることは気にならないようです。
ハイチュウシリーズの大容量版である「ハイチュウアソート」は、大きさは変わらないものの量と料金は大きく変わっています。
量は2004年当時は24粒だったのに対し、現在は20粒まで内容量は減少しています。
ミルキーは138g→120g→108g→100gと段階的に量が減っています。
マスコットキャラクターである「ペコちゃん」のイメージが強いため、ミルキーの炎上や印象の悪化は不二家全体のブランドイメージに関わると判断し、慎重に量を減らしているようです。
ここまで紹介したお菓子を、小さくなったまたは、内容量が少なくなったことによる「がっかり度」が高い順に並べています。
プリングルスは量の減少具合が他と比べて大きく、食べ応えは大きく減少しています。
カントリーマアム、キットカット、ハイチュウは1個当たりの大きさの減少や個数の減少など、以前の満足感と比べると大きな差が生まれています。
アルフォートは一目でわかるほど小さくなっているため、誰に聞いてもがっかりさがあるほど、小さくなってしまっています。
お菓子は子どもから大人まで幅広い層に親しまれているものです。
少しの減少でも満足感が損なわれてしまう場合もあるので、小さくなった問題は消費者としては悲しい部分も大きいでしょう。
以前のように、大満足で大容量なお菓子が食べられるようになるといいですね。
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