流行に敏感なユーザーのアクセスが増える!? 最旬『ファッションポータルサイト構築』まとめ

20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。

それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。

最近、ファッション関係のポータルサイトが、盛り上がりをみせています。とくに注目すべきは、ストリートのスナップ写真を掲載するサイト。そして、アパレルに関するまとめ記事を集めたキュレーションメディア。

ファッショニスタたちの着回し術を、毎日のコーディネートに取り入れようと、流行に敏感な10~20代ユーザーからのアクセスが集まっています。

盛り上がりをみせるファッションポータルサイト。今、参入すべき理由と、アクセス数を集めるためのノウハウをまとめてみました。

目次

なぜ、ファッションポータルサイトが、アツいのか?

近年まで、アパレル業界には、低迷しているイメージがありました。現在でも、苦戦を強いられているメーカーや、撤退を余儀なくされる店舗で、売上を伸ばせていない話題も、しばしば耳にします。

ですが、現実は変わってきているようです。

【引用:http://www.yano.co.jp/press/pdf/1459.pdf

株式会社矢野経済研究所の「国内アパレル市場に関する調査結果2015」によると、アパレル総小売市場規模は、9兆3748億円と発表がありました。

2010年以降、マーケットは徐々に売上を伸ばしてきています。ただし、百貨店や量販店は、規模を縮小させています。一方で、調子がいいチャネルは、専門店(4兆9014億円)と、その他と表記されている通販等(1兆3680億円)。

とくに、「ベルメゾンネット」や「ZOZO TOWN」などのサイトが出店するEC(eコマース)市場は、着々と成長を遂げていまし、今後の拡大も見込まれています。

ところで、ECマーケットにおいて、消費者の行動には、興味深い特長があります。

株式会社シンクエージェントによる「ファッションEC買い方調査」では、「ネットショップで買いたくなるファッション商品の画像はどんな画像ですか?」という質問に対して、

  • 自分と体型やタイプが似たモデルが着用:37%
  • 無名でも好きなタイプのモデルが着用:20%
  • 綺麗すぎない普通のモデルが着用:11%

という回答でした。

つまり、デイリーな着こなしをイメージさせる写真や情報を、ユーザーは、オンラインで求める傾向にあります。

ECサイトだけではなく、ポータルサイトでも、同様です。

ちなみに、ポータルサイトとは、ブランドや企業の検索、アパレル業界のニュース、ストリートのスナップ写真など、ファッションに関するあらゆる情報を提供しているメディアです。

近年、とくアクセス数を集めているのは、一般人のスナップ写真や、ショップ店員のコーディネート写真などを掲載するサイト。このニーズに応えるべく、さまざまなサイトが立ち上がろうとしている状況です。 このような背景から、勢いをみせるアパレル業界で、集客性の高いポータルサイトを成功させられる可能性は、大いにあります。サイトをオープンするまでの流れをみていきましょう。

リサーチ

ポータルサイトは、いきなり構築して、オープンできるものはありません。まずファッションポータルサイトについてリサーチをしていきます。どんなポータルサイトがあるのか、みていきましょう。

ファッションポータルサイト一覧(総合系)

【MODE PRESS】

【引用:http://www.afpbb.com/fashion/

世界三大通信社であるフランスのAFP通信から届くファッションニュースを中心に発信するサイト。

【アパレルウェブ】

【引用:http://www.apparel-web.com/

「日本のファッションを世界へ」をミッションに掲げて、株式会社アパレルウェブが展開するファッションの総合情報サイト。

【Fashionsnap.com】

【引用:http://www.fashionsnap.com/

2005年にスタートしたファッションポータルサイト。アパレル業界の最新情報だけではなく、東京のストリートスナップなどの情報も提供。

ファッションポータルサイト一覧(雑誌系)

【JOSEISHI.NET】

【引用:http://www.joseishi.net/

「ViVi」や「with」「VoCE」など、講談社の女性誌を集めたポータルサイト。

【装苑】

【引用:http://soen.tokyo/

文化出版局が発行する雑誌「装苑」と連動したファッションポータルサイト。

Vi」「JJ」などの人気読者モデルが、コーディネート画像を配信する。

ファッションポータルサイト一覧(スナップ系)

【DROPTOKYO】

【引用:http://droptokyo.com/street/

WordPressを使ったポータルサイトで、東京都内のファッションスナップを中心に配信している。

ほかのファッション系サイトとの違い

ほかにも、多くのファッションポータルサイトがありますが、例えば、検索エンジンで「ブランド 最新 コレクション」や、「2016年 メンズ コーディネート」といったキーワードを入れると、ECサイトやキュレーションサイトも、表示されてきます。


【引用:http://www.buyma.com/mens/

【引用:http://wear.jp/

例えば、「BUYMA」や「WEAR」といったサイトが上位に表示されてきます。

では、ポータルサイトは、ほかのサイトとは違って、どのようなコンテンツが特徴的なのでしょうか。また、検索をするユーザーは、なにを求めてポータルサイトにアクセスするのでしょうか。

考えられるのは、

  • 最新のブランドやメーカーのコレクション、展開情報が手に入る。
  • ECサイトや、ショッピングサイトにリンクするキュレーションサイトのように、購入するストレスがなく、記事を楽しむことができる。
  • まとめ記事や、初心者向けの特集記事ではなく、ファッションに詳しい、または自分の好みが確立されているユーザー向けのトレンド情報・特集記事が多い。
  • 普段、よく見ている雑誌やサイトと連動して、サイトが運営されているため、自分好みの情報を収集することが可能。
  • ファッション情報だけではなく、アパレル業界の求人やビジネスに関する情報など、総合情報が提供されている。

といったことです。
さきほど紹介した「アパレルウェブ」では、ファッションジャーナリスト「宮田理江のランウェイ解説」というテーマで、記事が連載されています。コレクションやブランドについて、専門的なワードを用いた解説があり、読み手の方にも、ファッションに関する知識や興味が求められます。

ポータルサイトでは、とくに専門的で、クオリティの高い記事や特集、情報が多く発信されています。言い方をかえれば、ファッショニスタたちが、感度の高いデイリーなニュースを、求めてやってくる場、といった感じでしょうか。

競合サイトの戦術を知る

では、競合サイトとなるファッションポータルサイトはどのような方法でアクセス数をあげているのか、みていきましょう。

【競合サイトを探す】

競合サイトが、特定しきれない場合は、類似のサイトを見つけ出す方法があります。Googleの検索窓に、「related:URL」を入力します。

【引用:related:http://www.fashionsnap.com/

「Fashionsnap.com」を例に挙げると、URLは「www.fashionsnap.com/」です。入力してみると、「FASHION PRESS」や「FASHION HEADLINE」「WWD JAPAN.com」「THE
FASHION POST」といった、ファッショ系の情報サイトが表示されます。

このようにして、類似しているコンテンツのサイトを選出することができます。

競合サイト分析

【SimilarWeb】

【引用:https://www.similar-web.jp/

競合サイトをリサーチするには、「SimilarWeb」がツールとして便利です。

「SimilarWeb」に、競合サイトのULRを入力すると、検索ランキング・訪問者数・平均滞在時間・平均PV・平均直帰率がわかります。それだけではなく、流入経路も調べることが可能です。SNS・インターネット広告・検索エンジン・直接アクセス(ブックマーク・お気に入り)などです。

実際に「SimilarWeb」を用いて、「related:URL」で調べた競合サイトを調査してみました。

Fashionsnap.com

訪問者数4億2000万
平均滞在時間3分32秒
平均PV2.17ページ
平均直帰率71.59%
流入経路検索エンジン33.15%
直接アクセス26.58%
SNS28.74%
SNSTwitter53.20%
Facebook35.79%
はてなブックマーク9.52%
【 検索ワード 】 ファッションスナップ/fashionsnap/クウネル/大名古屋ビルヂング

FASHION PRESS

訪問者数4億9000万
平均滞在時間14分31秒
平均PV4.16ページ
平均直帰率56.93%
流入経路検索エンジン54.88%
直接アクセス16.07%
SNS17.09%
SNSTwitter75.33%
Facebook18.28%
Reddit2.38%
【 検索ワード 】ファッションプレス/fashionpress/シェイクシャック/テーパード

FASHION HEADLINE

訪問者数4229万
平均滞在時間1分25秒
平均PV1.99ページ
平均直帰率68.68%
流入経路検索エンジン52.32%
直接アクセス26.74%
参照元11.79%
【 検索ワード 】ファッションヘッドライン/fashionheadline/サロンドショコラ/伊勢丹 ファッションヘッドライン/シャルロット・ゲンズブール

WWD JAPAN

訪問者数8641万
平均滞在時間1分47秒
平均PV3.85ページ
平均直帰率58.28%
流入経路検索エンジン34.24%
直接アクセス19.30%
SNS37.07%
SNSTwitter14.54%
Facebook82.87%
はてなブックマーク0.95%
【 検索ワード 】wwd/wwd japan/資生堂ジャパン/スパイバー

THE FASHION POST

訪問者数1379万
平均滞在時間1分00秒
平均PV1.45ページ
平均直帰率83.71%
流入経路検索エンジン34.71%
直接アクセス29.49%
SNS28.60%
SNSTwitter29.41%
Facebook69.20%
はてなブックマーク0.99%
【 検索ワード 】david bowie/fashionpost/二階堂ふみ

これらの結果をみて、わかることは、

  • 滞在時間は1分台、また1~3PVが多い。ただし、「FASHION PRESS」は、14分越えで、4.16PV。
  • アクセス経路は、検索エンジンかSNSがメイン。サイト名か、記事で取り上げられているフレーズで、検索されている。SNSは、FacebookとTwitterを活用。例えば、「WWD JAPAN」は、Facebookページで124999「いいね!」を獲得し、2~3時間の頻度で記事が更新されている。
  • ダイレクトメールや広告からの流入は、あまり見られない。
  • サイトによっては、ブックマークやお気に入りに追加して、直接アクセスする固定ユーザーを獲得している。

といったことです。

「FASHION PRESS」の戦術とは?

ここで、疑問が生まれます。なぜ、「FASHION PRESS」だけが、滞在時間・PVともに、他サイトよりも多いのか。という点です。これは、ユーザーのみたい情報

コンテンツが、豊富に掲載されていることを意味します。

  • あくまでも仮説ですが、ファッションを中心にしながらも、グルメやアート、音楽、ビューティー、映画といったライフスタイルに関わる情報を発信している。
  • 誰もが知っているビッグキーワードを用いた記事が並ぶ。「ナイキ」や「H&M」、「スターバックス」「中田英寿」「六本木ヒルズ」「おそ松さん」「お花見」「ディズニー」など。世の中の関心が高い話題でありながら、トレンドをおさえている。
  • 特集や対談など専門的な記事は、特設サイトが設けられている。
  • 1000字前後で記事が書かれており、読みやすい。内容もわかりやすい。
  • キュレーションマガジン「antenna」でも、「FASHION PRESS」の記事が掲載されている。

といった要因があげられます。

目標設定

調査結果から、競合サイトの分析をしていくと、成功要因や、人気サイトの共通点がみえてきます。

リサーチが終われば、ゴール設定に進みます。とくに、サイトの目的・ターゲット・差別化・目標を決めていく必要があります。

サイトの目的を明確にしよう

ファッションポータルサイトの目的は、集客を行うことです。

というのも、ファッションポータルサイトの多くは、インターネット広告をビジネスモデルとしています。

ということは、集客とは、アクセス数をあげることだけではありません。バナー広告や動画広告などを掲載して、インプレッション(広告表示)数やクリック数、もっと言えば、リンク先でのコンバージョン(資料請求や、購入など)数が求められます。

どのようなターゲットに、どんな訴求をするかはサイトによって異なりますが、リターゲティング広告や、タイアップ記事による商品サイトへの誘導などで、集客を行うことがファッションポータルサイトには求められています・

具体的にターゲットを決めよう

ここで、どのターゲットにむけた集客をするのかが、重要になってきます。

ターゲットとは、

  • 世代
  • 性別
  • 職業(20代・女性・主婦/30~40代・男性・経営者など)
  • 嗜好(モード系/カジュアル系など)
  • 年収
  • ライフスタイル
  • よく読む雑誌
  • 立場(消費者/アパレル販売員/ファッションデザイナーなど)
  • エリア(全国版/地域・エリア限定)

などに細分化されます。

【引用:http://soen.tokyo/magazine/201602.html

例えば、「装苑」でみると、ファッション雑誌「装苑」の読者と、ユーザー層はほぼ同じです。読者の多くは、アパレル関係の仕事に従事する20代~30代で、クリエイティブな情報を好む女性。

毎回、雑誌の特集や表紙は変わるため、新しい読者も増えています。しかし、最新ファッションを、人気モデルが着こなしていたり、トレンドのアイテムを特集していたりする、ほかの雑誌とは一線を画した個性を放っています。クリエイティブ性の高い女性ユーザーに支持される傾向にあります。

ターゲットは、特定のペルソナを設定すると、定まりやすいでしょう。ペルソナとは、理想のユーザー層です。ファッションポータルサイトの情報を求めているユーザーは、どんな人物なのか、市場調査やマーケティング活動から、人物像を描き出していきます。

ペルソナが、インターネットで、どの時間帯に、どんな調べ物や購買活動をするのか、どの行動や嗜好にあわせたコンテンツ配信が可能になります。

差別化対策

ターゲットに対して情報を配信する場合、サイトの差別化をはかる必要があります。ユーザーは、どんな特徴を持つサイトか、ほかのサイトとどう違うかを見極めています。

差別化をはかることができるポイントとして、

  • 海外のファッション情報に精通している。
  • ハイブランドの情報発信に特化している。
  • ファッションだけではなく、サイトの特徴にあったライフスタイル情報を配信している
  • 有名なアパレル業界人の特集や連載記事がある。
  • ・本体が、ファッション雑誌やアパレルメーカーなどのファッション関係である。

などがあります。

サイトの目標と時期を明確にしよう

サイトの方向性が定まってきたら、具体的なゴールを決めていきます。新規でポータルサイトを構築する場合は、目指したい数値、既存サイトであれば改善したい目標です。

目標数値にしやすいのは、

  • PV
  • アクセス数
  • インプレッション数
  • クリック数
  • 滞在時間

など。

「アクセス数をあげる」ではなく、「1年後に、アクセス1000万を5000万にする」と、具体的な目標を設定します。

ゴールを実現する期日も決めると、ロードマップがみえてきます。どのフェーズで、どんな対策をすればよいか、が定まってきます。

ポータルサイトができあがった後の集客方法を考えておこう

段取りの最後として、ポータルサイトをオープンした後に、どうやって集客していくのか、考えていきます。

「SimilarWeb」で調べたように、ポータルサイトへユーザーが流入してくる、おもな経路は、検索エンジンとSNSからです。

どのような方法で、アクセスを促すことができるでしょうか。

ネットでの集客方法

<検索エンジン>

検索エンジンで重要なのは、キーワードの選定です。いわゆるSEO対策を行うことで、集客をしていきます。キーワードを考える上で、有力なツールに、「Google Adwords」の「キーワードプランナー」や、「Googleトレンド」があります。

【Google Adwords-キーワードプランナー-】

【引用:https://www.google.co.jp/trends/

「キーワードプランナー」では、検索ボリュームや、広告グループ、キーワード候補を調べることが可能です。

例えば、「Fashionsnap.com」を調べてみると、「ファッション スナップ」や「メンズ ファッション」「男性 ファッション」「セレブ ファッション」「夏 ファッション メンズ」などが、キーワード候補にあがってきます。

ただし、このようなキーワードで対策をしても、ファッションポータルサイトの場合、キュレーションサイトやECサイトが、同時に表示されてしまいます。ポータルサイトがキーワードで差別化をするとすれば、トレンドニュースに関連するワードを、コンテンツに盛り込むことです。

【Googleトレンド】

【引用:https://www.google.co.jp/trends/

Google での最新の急上昇ワードを視覚化されたデータで確認し、周囲で人気の話題をチェックすることが可能です。

「SimilarWeb」でみたように、「Fashionsnap.com」の検索キーワードとして挙がってくる「クウネル」を「Googleトレンド」で調べてみます。「クウネル 雑誌」や「雑誌クウネル」などの人気の関連キーワードが表示されます。記事や特集を組み立てる上での参考になります。ちなみに実際に、「Fashionsnap.com」では、「クウネル」の記事を掲載しています。

ただし、タイトルや本文に、いくらキーワードを盛り込んだとしても、もっとも大切なことは、よいコンテンツを制作することを、心がけておきましょう。

<SNS>

「競合サイトの戦術を知ろう」で述べたように、TwitterやFacebookでフォロワーや「いいね!」を獲得して、タイムラインで情報を発信する方法です。

【引用:https://twitter.com/fashionsnap?lang=ja

Twitterで「FASHION PRESS」は、774683人、「Fashionsnap.com」で825492人のフォロワーがいます。ツイートや投稿が、リツイートやシェアされることで、アクセス数をあげることができます。

これらのSNSに加えて、今後はInstagramやPinterestなど、写真・動画SNSの活用がさらに期待できます。

コンテンツ

必要な機能・コンテンツを考えよう

一般的なポータルサイトのコンテンツを事例にします。ターゲットや、サイトの特長によって、内容は変わります。

<必須の機能・コンテンツ>

  • トップページ
  • お知らせ一覧/詳細
  • ファッションニュース一覧/詳細
  • コレクション(メンズ・ウィメンズ)
  • 特集記事
  • アイテム発売・イベント開催
  • ショップニュースの案内
  • スケジュール
  • サイト紹介/説明
  • ブランド検索機能/詳細

→検索条件:国・エリア/ジャンル(ストリート、モード系など)/アイテム(バッグ、靴など)

  • 店舗検索機能/詳細

→掲載内容:都道府県県から探す

  • ストリートスナップ

→検索条件:性別/ブランド/身長/場所/スタイル/ヘアスタイル/季節/アイテム

  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 会社概要
  • 関連会社
  • サイト一覧
  • 広告掲載やサイトに関するお問い合わせフォーム
  • リンクについて
  • 免責事項
  • サイトマップ

<欲しい機能・コンテンツ(優先度:高)>

  • ニュース一覧(ライフスタイル・ビューティー・アート・音楽など)/詳細
  • 広告掲載サービス
  • アパレル業界の求人情報・求人検索機能
  • 関連記事
  • おススメ記事
  • 編集部
  • 記者の注目記事
  • 記事ランキング(現在・週間・月間)
  • SNS(Facebook・mixi・Twitter・Google+・Instagram)との連携
  • SNSでシェアされている記事

<欲しい機能・コンテンツ(優先度:中)>

  • おススメ記事・特集
  • コミュニティページ
  • 動画コンテンツの配信
  • ファッション辞典(アパレル業界の用語解説)
  • 会員登録(マイページ機能)
  • 外国語(英語・中国語)対応
  • ネットラジオ配信

<欲しい機能・コンテンツ(優先度:低)>

  • ファッションの歴史
  • 社会貢献活動の案内
  • スタッフによるコラム

優先順位の高いコンテンツは、もっともユーザーに読まれる可能性があり、アクセス数も見込めるページになります。ほかにも、入れたいコンテンツがあるか、整理してみましょう。

サイト構築(制作)

サイト構築に準備しなければならないもの

サイトを制作していくために、契約や素材を準備しておく必要あります。

<契約関係>
サーバー/ドメイン/SSL

<サイト内の素材関係>
サイト内で利用するテキスト/写真/アイコンなど素材/動画

自社で準備できるものはしておきましょう。ただし、契約や素材に関して、内容や予算にあわせて制作会社に相談した方がよい場合もあります。例えば、サーバーについては、想定される規模や機能に合わせ、弊社(株式会社セルバ)からも提案させて頂いています。

サイト構築の流れ

サイト作成のプロセスについて、以下、弊社のフローをモデルケースとして、参照してください。

① ご依頼~発注まで

ご依頼内容を基に、お見積書を作成・提出いたします。
お見積りにご納得いただきましたら、ご契約を交わします。

② 設計(要件定義・概要設計・詳細設計)

まずは、要件定義にてご依頼内容の詳細を詰め、お客様がイメージされているものを具体的にしていきます。その後、具体的に決まった内容をシステム・デザイン面の要件としてまとめる概要設計を行い、詳細設計にて概要設計の内容を、開発時の設計書まで落とし込んでいきます。

③ 制作(開発・テスト)

設計書に沿って、開発をします。開発後は、要件定義・設計にそって開発できているか、動作不具合がないかを社内で確認いたします。
またお客様でも要件定義の内容を満たしているか、動作不具合がないか、品質に問題がないかをご確認いただきます。お客様によるご確認で新たに発生してきた軽微なご要望を対応いたします。

制作費用

サイトの制作費用について、以下、弊社のフローを、モデルケースとして参照してください。

初期費用:250万円~
(内訳:デザイン・コーディング: 100万円~ / システム開発: 150万円~)

月額費用:4万円~
(内訳:お問い合わせ対応 / サービス監視 / 問題発生時の原因調査・復旧対応)
※サーバー・ドメイン・SSL・メルマガ配信ASPに関する費用は除く

制作期間

サイトのコンテンツによっても誤差はありますが、一か月前後が目安です。

リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう

<自社(お客様)ですること>

  • コンテンツ・新サービスの企画
  • コンテンツ・新サービスの原稿作成

<システム運営会社(株式会社セルバ)ですること>

  • サービスの死活監視
  • 不具合発生時の復旧対応・原因調査
  • 各種お問い合わせ対応 etc.

よくある質問・回答

【Q】デザインは、自由に変更できますか?
【A】変更は可能です。ただし、見積の範囲内でできる内容になります。想定以上の変更をする場合は、別途費用が必要です。

【Q】目標や戦略をどうやって立てればいいかわりません。
【A】KPI(重要業績評価指標)やKGI(重要目標達成指標)などの指標をもとにして、つくっていきます。ゴールを実現するために、PDCAも必要です。弊社に相談して頂いた際、これらの事項を組み立てていくために、綿密に打合せをさせて頂きます。

【Q】サイト構築後に、サポートはしてもらえますか?
【A】弊社では、電話やメール、打合せを通して、サポートをさせて頂きます。とくにシステムの運営に関するサポートを強みとしております。

【Q】どんな特集テーマがいいでしょうか?
【A】ターゲット層のユーザーに、興味を持ってもらえるテーマが最適です。例えば、有名なファッショニスタによる記事や、雑誌の読者モデルのデイリーな着こなし術など、ユーザーが知りたい、知って得をする話題はアクセス数をあげます。

【Q】スマートフォンからのアクセスを増やせますか?
【A】スマホの最適化が求められています。ファッションポータルサイトでも、スマホ検索が増えています。表示スピードや軽さへの対応が必要です。弊社でも、レスポンシブデザインやモバイルファースト対応をしておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

リサーチ■下調べをしよう
・代表的なサイトを知る
→「MODE PRESS」「アパレルウェブ」「Fashionsnap.com」など。
→キュレーションサイトやECサイトと比べて、専門的で、総合的なアパレル業界の情報が手にはいる。
■競合サイトの戦術を知ろう
【競合サイトを探す】
→Googleの検索窓に、「related:URL」を入力。
【競合サイト分析】
→SimilarWeb の活用→検索エンジン・SNS・直接アクセスが、流入経路のメイン。

■サイトの目的を明確にしよう
・集客=アクセス数をあげる

■具体的にターゲットを決めよう
・世代・性別・職業/嗜好/年収/ライフスタイルなど→ペルソナを設定

■強みをどうするのか考えよう(差別化対策)
・海外ファッションに精通/ハイブランドの情報発信に特化など

■サイトの目標と時期を明確にしよう
・PV数やアクセス数や、インプレッション数・クリック数など、具体的な指標を明確にする。
目標設定■ポータルサイトができあがった後の集客方法を考えておこう
・検索エンジン:「Google Adwords」の「キーワードプランナー」、「Googleトレンド」の活用。
・SNS:Twitter・Facebookで、フォロワーを増やして、記事をツイート・投稿。リツイートや「いいね!」を狙う。
コンテンツ■必要な機能
・コンテンツを考えよう
・必須の機能・コンテンツ
(トップページ・お知らせ一覧/詳細・ファッションニュース一覧/詳細・コレクションなど)
・欲しいコンテンツは、優先順位の高いものからピックアップ。
サイト構築(制作)■サイト構築に準備しなければならないもの
・ 契約関係(サーバー・ドメイン・SSL)
・ サイト内の素材関係(サイト内で利用するテキスト・写真・動画)

■サイト構築の流れ(ご依頼・発注→設計→制作)
・制作費用(初期費用:250万円~/月額費用:4万円~ )
・制作期間:1か月前後(目安)
リリース後■リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう
・ 自社(お客様)ですること(コンテンツの企画・原稿作成)
・ システム運営会社ですること(サービスの死活監視・不具合発生時の復旧対応・原因調査・各種お問い合わせ対応)

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株式会社セルバのアバター 株式会社セルバ WEBシステム開発会社

2003年創業。大阪・東京を拠点にWEBシステム開発、WEB集客支援、人材事業、補助金コンサル等を行っています。
ただシステムを作るだけではなく『売れる仕組み』を創ることを意識して、クライアントの利益向上を追求します。
開発会社の選定代行やレベニューシェアでの開発も積極的に行っているので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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