20年以上の実績があるシステム開発会社の視点で、システム開発会社の選び方や費用について解説しています。
「システム会社が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない!」という方は、こちらの記事をご参考ください。
それでも「よくわからない……」という場合は、弊社セルバまでご相談ください。
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会社員として働いている人たちにとって「定年」は一つのターニングポイント。
現在、定年退職の時期は一昔前と違い、65歳以上と定めている企業が24.5%と毎年どんどん増えているようです。
そんな中、60代のシニア世代が転職や再就職を考えることも多いようですが、自分に合った求人情報を探し出すことは決して容易なことではありません。
まずはその実態を明らかにし、「なぜ60代は仕事がないと言われるのか」や「どうしたら仕事が見つかるのか」、「具体的な仕事の探し方」について考察していきます。
シニア世代向けにおすすめの転職ツールの紹介もしています。
では、「60代は仕事がない」と言われる理由について、さまざまな方面から考察していきましょう。
このように、「仕事がない」、「掃除しかない」などと嘆いている声があるようですね。
ある正社員転職サイトで求人を検索してみたのですが、掲載件数が264,448件(2024年10月10日時点)だったのに対し、「60代歓迎」とのみ入れて求人検索をすると検索結果に出たのはたった2件でした。
また、あるアルバイト求人のサイトで見てみると、掲載件数が395,053件で、その内「シニア応援」の求人は7,246件と、社員よりは多く存在しました。
しかし、”仕事を選ばなければ”という条件付きになるため、仕事がないと言われる原因はここに隠れているように思いますね。
では、雇用する側はどのように考えているのでしょうか?
このように、さまざまな意見がありますね。
現場で教育する立場の人の意見として出たのが最初の投稿になりますが、こちらは「未経験の職種に60代で転職をする場合」のこと。
確かに60代を超えての新しい仕事は、覚えることや感覚的なものが若い人に比べてどうしても劣ってしまうことがあるため、難しい面があるのかもしれません。
しかし、それ以外の投稿を見てみると、社長の立場からすると「年齢」で採用・不採用を決めるよりも「持っているスキル」や「やる気」で判断するため、「60代というだけで採用されない」といったことはなさそうに思います。
もちろんこの価値観は人によっても全然違うと思いますが、すべての経営者や採用担当者が年齢を理由に不採用としているわけではないことがわかります。
では、果たして60代の転職は難しいのでしょうか?
結論から言うと「本人の経験とスキル、やる気によっては希望職種での採用は見込める」と言えます。
この意見が一概に正しいとは言えませんが、すべての60代に仕事がないわけではありません。
確かに若い世代に比べて転職活動を行うのは困難かもしれませんが、やる気と戦略次第で突破できる部分ではないでしょうか。
ここで言う「経験」や「スキル」ですが、同じ職種内の経験であれば、採用率はぐっと上がります。
60代であっても、経験によってはハイクラス転職も十分可能です。
反対に、職種が変わるとなると、採用市場としては厳しくなる傾向にあります。
しかし、”どんなスキルや経験が、希望職種でも活かせるか”という点をしっかり押さえて転職活動をすれば、カバーすることは可能です。
では、転職活動をどのように行っていけばいいのかについて、具体的に見ていきましょう。
自分で求人情報を見て、調べて、応募するんだ!
という方は、積極性があるのでそこまで心配いらないでしょう。
転職活動や仕事探しを行っていくうえで考えていただきたいのは、どのように情報をキャッチするのかということです。
もちろんネット求人は情報が多く、求職活動を行う上で必須となるツールです。
しかし、ハローワークや折込チラシなどでも情報は拾えますし、ネットの求人情報よりも求人情報に注目する人が少なくなるため、採用されやすさでいうとチラシなどの紙媒体の求人の方が優位かもしれません。
地域性や希望職種によって大きく変わる点ではありますが、ネット求人以外の選択肢も持っておくと安心かもしれませんね。
自分に合った求人の探し方なんてわからない~!
という方も、ご安心ください。
転職活動をサポートしてくれるプロがいるのはご存知ですか? それはいわゆる「転職エージェント」のことです。
転職活動に関するサポートを無料で行ってくれるサービスで、求人情報の紹介や履歴書の添削などを行ってくれます。
「転職エージェントってなに?」と疑問に思われる方は、このまま読み進めてみてください。
シニア世代が転職エージェントを選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。
シニア世代が応募できる、歓迎される求人情報を探し出すことは、若い人と比べて難しいのは事実です。
そのため、転職エージェント選びにおいては、年齢に合った求人情報が豊富なところを選ぶことが重要になります。
20~30代の若手向け転職エージェントに60代の方が登録しても歓迎されないのは、想像に難くないでしょう。
「シニア向け」「60代向け」と謳っている転職エージェントを選ぶことで、満足のいく求人に出会える可能性は格段に高くなります。
シニア世代は、職務経歴書や面接対策に不慣れな場合があるため、転職活動についてのアドバイスが充実しているエージェントがおすすめです。
より多くのサポートが得られることで、自分の強みを最大限にアピールできるようになり、転職成功へとつながります。
転職エージェントのサポート内容を知る際には、他の利用者からの評判や口コミを調査してみましょう。
自分が必要とするサポートが提供されているか、エージェントとの相性は合いそうかなど、事前にチェックしておくことで、ミスマッチを防ぐことができます。
個々の希望業界・職種に合わせてエージェントが広いネットワークを持っているかは、転職エージェントを選ぶ上で重要なポイントになります。
シニア向けの転職エージェントは数があまり多くないので、希望業界・職種の求人数が豊富にあるかということも確認しましょう。
そもそも、転職エージェントを利用することにどんなメリットがあるの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、シニア向けの転職エージェントを活用することで、転職の成功率を高めることができます。
以下は転職エージェントを利用する主なメリットです。
転職エージェントは転職のプロであり、市場動向や業界の知識を豊富に持っています。
特にシニア向けエージェントは、シニア世代に特化したニーズやトレンドに精通しており、それを活かしたアドバイスが提供されます。
個々のスキル、経験、志望に合わせたキャリアアドバイスを行ってもらうことで、更なる活躍へと繋げられる可能性があります。
自力での転職活動は、自分のペースで進められるという利点がありますが、どうしても時間がかかってしまうというデメリットもあります。
転職エージェントを利用することで、求人検索や連絡先企業への交渉など面倒なプロセスを代行してもらえ、時間を短縮できるとともに、転職活動によるストレスを軽減することができます。
転職エージェントを利用することで、一般に公開されていない非公開求人に出会うことができます。
非公開求人は、競合他社や自社の従業員に公にせず採用活動を行いたい場合や、人気企業のため応募が殺到するのを防ぐために非公開にしているもので、怪しい求人ではありません。
むしろ、公開されている求人より好待遇であることも多いです。
最低限の応募資格を満たしていない非公開求人は紹介してもらうことができませんが、応募できる非公開求人であれば好待遇でありながら競争率は低いことが多いので、転職活動の成功率を上げたいなら利用しない手はありません。
50~70代の方におすすめ転職エージェントを紹介します。
自分に合った転職エージェントを見つけ、新たなキャリアを築きましょう。
シニアジョブエージェントは50~70代の方向けの、シニア特化型転職エージェントです。全国の正社員からパート・アルバイト・派遣など、さまざまな求人を探すことができます。
シニア専門のキャリアアドバイザーに、応募書類の提出や面接日程・条件の交渉などを代行してもらえるほか、シニアならではの転職の悩み事を相談することができます。
求人ドアは、中高年・シニア向けの派遣・アルバイトを掲載している求人サイトです。
求人検索ができるだけでなく、50代・60代の方向けに専任コーディネーターが仕事選びをサポートしてくれるサービスも提供しています。
求人は東京・大阪をはじめとして地方都市が中心となっています。
リクルートエージェントは転職支援実績No.1の転職サービスです。
シニア特化ではありませんが、業界トップクラスの求人件数を保有しており、幅広い職種を扱っているので、シニア世代でも応募できる求人も多くあります。
各業界に精通した実績豊富なアドバイザーから転職サポートを受けることができるほか、シニア世代向けのキャリアセミナーなども行っています。
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス転職支援に特化しています。
外資系企業や海外進出企業などの求人が多く、非公開求人も豊富に取り扱っています。
各業界・職種に特化したコンサルタントがおり、転職に関する悩みや業界動向を相談できます。
Web面談と対面面談の両方が可能で、自分に合ったコミュニケーション方法で転職活動を進められます。
パソナキャリアは、求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人の転職エージェントです。
キャリアカウンセリングの満足度が高く、業界専任のコンサルタントによるサポートを受けることができます。
求人企業を熟知している担当者から、マッチ度の高い求人を案内してもらえるオファー制度もあり、自分の条件に合った仕事を探すことができます。
転職エージェントではありませんが、転職サイトもシニアの転職には強い味方になります。
以下はシニアに特化した転職サイトのため、年齢を理由に落とされるということはありませんので、安心して利用することができます。
マイナビミドルシニアは、40~60代のミドル・シニア世代向け求人サイトです。
正社員から派遣、アルバイトまで幅広い働き方ができ、ミドル・シニア世代のための転職情報も豊富に掲載されています。
全国の求人情報を扱っており、都道府県別にサイトがあるため、細かい希望のエリアから探すことが可能です。
シニアジョブは、50歳以上を採用する企業のみを掲載しているシニア世代特化の転職サイトです。
65歳以上が対象の求人も多数あるので、70代以上の方も安心して求人を探すことができます。
年代から求人を検索する機能があるため、年齢が採用に響くことがなく、シニア世代のスムーズな転職を実現しています。
シニア活用.comは、生涯現役をサポートするシニア世代の転職情報ポータルサイトです。
50代を過ぎると転職の難易度はぐっと上がりますが、転職を目指すシニア世代のために仕事探しのノウハウや、目的別の仕事探しの方法など、シニア転職の情報が豊富に掲載されています。
FROM40では、40代・50代以上の方を対象とした求人情報のみが掲載されています。
関東・関西・東北・北海道の転職情報が主で、雇用形態に問わず求人を見つけることができます。
登録しておくとスカウトが届くサービスもあるため、思わぬ求人に出会うことができるかもしれません。
a-un ConnecT セキュリティサービスは、全国の警備・清掃・ビル管理な設備関連の求人情報を集めた人材ポータルサイトです。
アルバイトを中心として、60代~のシニア向けの求人も多数取り扱っています。幅広いエリアの求人情報を網羅しており、常に新しい求人情報が掲載されているため、働きたい仕事が見つけやすくなっています。
シニア向けにおすすめの転職エージェントの選び方と、おすすめのサービスについて紹介しました.。
転職エージェントを選ぶ際には、「シニア向け」「60代以上が対象」と謳っているところを選ぶことで、満足のいく求人に出会える可能性が高くなります。
自分に合った転職エージェントを選び、転職成功へとつなげましょう。
参考:コンサル転職エージェント | MyVision
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